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「LIFE SHIFT」のすすめ_2

前回は100年時代において年齢に関係のない選択が増えてくるというお話をしました。そういったたくさんの選択と向き合っていくのか、それとも「安定」という所に逃げていくのか。その一つ一つの選択によって、得られる経験は大きく変わってくるのです。
今回は、年齢と経験は比例しない時代になるというお話と、そんな時代の中で求められるスキルについて考えてみましょう。


目次い
  • 年齢と経験は比例しない
  • 大学生に足りないスキル
  • まとめ
  • P.S.

年齢と経験は比例しない

企業に年齢差別を禁じる法律が整備され始めているが、企業が法律の規定を守るだけでは明らかに不十分だ。ステージの移行時期が一律に決まっている3ステージの人生と違って、長いマルチステージの人生では、年齢などの形式的な基準は大きな意味をもたない。(中略)年齢による差別をなくし、年齢や年齢の影響を受ける同僚評価とは無関係の客観的な基準を導入する必要がある。3ステージの人生では、年齢は経験を推し量る材料として有効であり、それが昇進と給与に直接反映されるのは合理的だったが、マルチステージの人生では、年齢と経験は比例しないからだ。

100年時代、マルチステージの時代では、どれだけチャレンジをして、経験を積んできたかが何よりも大切です。これまでの3ステージの名残を引きずり「安定」という言葉の陰で一日中だらけているのか、それとも「挑戦」という表舞台に立って日々どうすれば事業がうまくいくのかを考え続けるのか、この違いが経験の差を生むのです。年齢なんてものがその人の経験を表すような時代は終わるのです。

何か一つ本気で取り組める事業を持っているといいでしょう。少しでも暇な時間があったら、事業について考え、調べ物をし、本を読むような事業を。本気で取り組めるものがないということほど辛いことはありません。そうなってしまったら、毎日が暇な時間で埋め尽くされていく。
本気で取り組めるものがあったなら、暇な時間なんて生まれない。少しでも時間があれば、事業に取り組む時間が生まれたと喜ぶことができる。どんなことをしていても、その経験をどのように事業へ活かしていけるかを意識するようになる。すると、同じ経験をしていたとしても、本気で取り組めるものがある人とない人とでは、大きな差が生まれてくるのです。

同じ会社に入って、同じように昇進していったとしても、何も考えずに怠惰に過ごした人と、その経験を自分の事業にどのように活かすことができるかを考えて過ごした人とでは得られるものが全然違う。だからこそ、これからの時代は自分の事業を持つことは非常に有効だ。
事業と言っても大それたものである必要はない。ブログでもいいし、SNSでもいいし、フリマでもいいし、趣味でもいい。お金を稼げるものである必要もないし、大きなビジョンがある必要もない。ただただ自分が本気になって取り組めるものであればそれでいい。そういうものを持っているというだけで、人生の経験の価値を高めていくことができるだろう。

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