2021年3月、クラウドファンディング「数学マップ」、114人の方々から334,500円をご支援頂き、人生マッププロジェクトスタート!

「クラウドファンディング」のすすめ

今回は「クラウドファンディング」に関する書籍を、
いくつか紹介していこうと思います。

以前、地元に帰った時に、
地元の花火大会を見に行きました。

非常にきれいで、
吹奏楽の生演奏に合わせた花火など、
とても楽しい花火大会でした。

しかし、
知り合いの運営の方と話をしていると、
資金が足りておらず、
市から支援金をもらっていたり、
運営のために奔走してくれた人から、
寄付という名目でお金を徴収している現状を知りました、

このような状況では、
花火大会を末永く続けていくことがは難しいのではないか、
と感じました。

また、資金以外にも、
花火を楽しんでくれた人たちの感謝の声が、
運営の方々にまで十分に届かない状況も変えたいなと思っております。

感謝の声が運営のやりがいにもなり、
次の花火大会へのモチベーションにも繋がっていくと感じています。

それらの問題を解決するために、
クラウドファンディング(CF)を利用できないかと勉強を始めたので、
ここでまとめてみます。

概要

今回は4冊を紹介させて頂きますが、
いずれも、
クラウドファンディングとは
– 成功事例の紹介
– 成功のポイント
などが書かれています。

クラウドファンディングとは”では、
・ネットでお金を集めるシステムであること
・”寄付型”,”購入型”,”投資型”についての説明
・CFの手順
・”資金調達”,”マーケティング“,”事業のPR”といったCFの複数のメリット
について説明してくれています。

特に”マーケティング“や”事業のPR”といった、
CFの使い方は新鮮でした。

いずれの本を読んでも、
簡単に仕組みは理解できると思います。

仕組みを理解してから、
自分で実行するためには、
頑張ってみようというモチベーションを高める事が大切ですが、
以下の項目でモチベーションを高めてくれています。

“成功事例の紹介”では、
それぞれいくつかの事例を紹介してくれています。

“ビジネス”,”プロダクト”,”フード”,”地域活性化“,”ゲーム”など、
様々な分野での事例がありますが、
書籍によって注力している分野が異なり、
そこが一番の違いになっているかなと思いました。

自分がやってみたいと考えている分野の書籍を選ぶと、
効率よく勉強できるのではないでしょうか。

成功事例を見る事で、
自分でもできそうだなと思えてくるような気がします。

“成功のポイント”では、
CFを成功させるために重要なポイントを説明してくれています。

いずれの書籍も共通していたのは、
– 企画書には「動画」を載せる
– CFの募集期間は45日
– 目標金額の3割は自分で集める
– 顔出しをして信頼感を与える
などです。

いずれの本を読んで頂いても理解できると思いますが、
全てに共通してい書かれているポイントなので、
特に大切にするべき部分だと思います。

以下では、
それぞれの本の特徴を示していきますが、
先ほども述べたように、
自分の興味のある分野のものを選んでいただければと思います。

ちなみに、
830的には、

クラウドファンディングで夢をかなえる本」

が一番読み易く、おすすめです。

書籍紹介

日本人のためのクラウドファンディング入門
板越ジョージ

この本は、
“約束を守る”という日本人の文化と、
クラウドファンディングとの調和性を強調した一冊です。

海外経験を積んだ著者が、
日本の潜在能力を引き出すために、
是非ともクラウドファンディングを使ってほしいと書かれています。

地方活性化のプロジェクト事例や
若者主導のプロダクト系事例
を紹介してくれています。

こちらは
クラウドファンディング総合研究所の板越ジョージさんが書かれていますが、
次の「クラウドファンディングで夢をかなえる本」の廉価版といった印象。

読み比べて、
たくさんの本を読むことで、
モチベーションは高まると思いますが、
クラウドファンディングで夢をかなえる本」で十分かなとも思います。

クラウドファンディングで夢をかなえる本
板越ジョージ

この本は、
幅広くたくさんの成功事例を紹介してくれていますので、
どなたでも読みやすい一冊だと思います

クラウドファンディングについても、
手取り足取り説明してくれており非常に参考になりました。

また、CFサイトについても、
いくつかのサイトをとても詳しく紹介してくれており、
分野ごと、目的ごとに、
どのサイトがいいのか説明してくれており、
体系的にCFを理解していくことができるのではないでしょうか。

また、この本では、
事業を成功に繋げるために、
「恥ずかしがらずにみんなに説明する」
事が大切だと強く述べています。

830的には、
目標を持ってCFを起こす人が称賛されるような、
挑戦する人が称賛されるような社会になればいいのになと感じました。

成功するクラウドファンディング
小田恭央

こちらは実際にCFを成功させた著者によって書かれた一冊で、
また違った切り口になっています。

著者は、
地方の二次元イメージキャラクターを製作するためのCFを
成功させており、
その事例に即してCFを紹介してくれています。

アニメや二次元キャラといったものが、
830にはとっつきにくいテーマだったので、
少しCFを難しく感じてしまう内容でした。

そういった分野でCFを起こしたという方には、
なじみやすい一冊なのかもしれません。

著者の思いとしては、
多くの人にCFを成功させることで、
人生を豊かにしていってほしいという願いのこもった一冊です。

830的に事例は少しとっつきにくいものでしたが、
読者がCFに対して苦手意識がなくなるように、
読者のCFが成功するように、
といった著者の思いが伝わって、
気分のいい一冊でした。

分野的になじみのある方は是非読んでみてはいかがでしょうか。

クラウドファンディング革命
中山亮太郎(Makuake社長)

こちらはCFサイトの一つである
「Makuake」が携わったプロジェクトをベースに書かれています。

Makuakeはプロダクト系に強いサイトとなっているので、
そういった分野に興味のある方は是非この一冊を選んで頂きたいと思います。

Makuakeの社長が書かれているという事もあって、
ビジネス的な要素が強い一冊でした。

一回読むと、
これだけCFサイト側がサポートしてくれるのであれば、
できるかもしれないと思える一冊だと思います。

830もとりあえずCFサイトに相談してみようかなと考えています。

企業に勤められていて新商品の開発を進めていきたいという方、
特に地方の中小工場の方には興味深い一冊だと思います。

CFが、
マーケティングや販売先の開発につながるというイメージは、
まだまだ日本では浸透していないと思うので、
こういった部分をしっかり理解して、
CFを始めてみてはいかがでしょうか。

その他にも、
サービス業で店舗を開きたいという方、
イベントを企画したいという方も、
ビジネスパートナーとしてMakuakeを通して、
CFを始めてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は4冊のCFに関する書籍を紹介させてもらいました。

いずれもCFの概要理解や始め方について丁寧に書いてくれており、
参考になる書籍だったと思います。

いくつかの本を読んで感じた事は、
CFを成功させた人たちの、
絶対にCFを始めた方がいいという強い思いです。

CFには、
夢を実現する楽しさ、
埋もれた技術を世に出すパワー、
社会貢献できるやりがい、
などたくさんのものが詰まっているのだなと感じました。

830も是非、
花火大会のプロジェクトを始めたいと思いました。

プロジェクト起こす時はこちらでも紹介致しますので、
是非ご支援宜しくお願い致します。