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「採用基準」のすすめ_2

日本と海外ではリーダーシップの捉え方が大きく異なります。
日本ではリーダーシップは、チームをまとめる人だけが持っていればいいものだと考えられています。みんながみんな、リーダーシップを持っていれば、意見がぶつかって前に進むことができないと。
しかし、海外ではすべての人がリーダーシップを持っているべきだと考えられています。リーダーシップを持っている人の方が優秀なメンバーになることができる。すべてのチーム構成員がリーダーシップを持っているチームが一番いいと考えられている。
リーダーシップとは何のか。どうして優秀なメンバーになるためにはリーダーシップが必要なのか。考えてみましょう。


目次
  • 優秀なメンバーになるためには、リーダーシップが不可欠だ
  • リーダーシップは今から発揮する
  • まとめ
  • P.S.

優秀なメンバーになるためには、リーダーシップが不可欠だ

最終的に正式なリーダー職に就くのは一人だとしても、組織の構成員全員が多彩なリーダー体験を持っていることはとても重要です。リーダー体験の乏しい人はメンバーとしても未熟かつ非生産的で、ハイパフォーマンス・チームを作るための障害になるからです。
全体の方向性に影響を与えない細かいことにこだわったり、現実的でない理想論を振り回す。面倒なことが起こると突然に無関心を装い、いつの間にか自分の役割を離脱している゙……こういった行動をとるのは、自分がリーダーとして苦労したことのない人ばかりです。

優秀なメンバーになるためには、リーダーの気持ちが分かっていないといけない。どういう時にリーダーは迷い、どういう時にリーダーは決断が求められるのか。それが分かっていないと、リーダーを支えることはできないのです。
チームが停滞してしまっている時に、リーダーのせいにするのは簡単です。リーダーが決断できないから、迷っているから生産性が落ちているんだと愚痴を言う事は誰にでもできます。そういう時に、リーダーはどこに困っているのか、どんな手助けが必要なのかを察することのできるメンバーが優秀なメンバーです。

リーダーの気持ちを推し量るには、リーダーとしての経験が必要不可欠です。人に指示をしたことがない人に、決断をしたことがない人に、リーダーの気持ちを理解することはできません。
リーダーシップがある人は、常に自分がリーダーの立場であったならどういう決断をするかという視点で意見を述べます。そして多くの場合、迷っている選択肢に顕著な優劣がないという事も知っています。どっちを選ぶかには大した意味がなくて、決断することに意味があるという事を知っているのです。だからこそ、たくさんの意見を出すとともに、たとえ自分の意見が通らなかったとしてもめげる事はありません。チームとして最大の成果を出せるように本気で取り組んでくれるでしょう。
これが優秀なメンバーです。たくさん意見し、リーダーが下した決断にコミットする。そして、チームの成果を最大にするように励むのです。

例えば、飲み会の幹事をするというのも立派なリーダー体験です。誰を誘うのか、どこの店にするのか、二次会のお店は予約するのか、どうやってリマインドするのか、たくさんの意思決定が必要になります。誰を誘ったって、どこの店を予約したって、飲み会が楽しいという事に大きな差はありません。しかし、もしその決断をすることができず、「なんとなくめんどくさいから飲み会は無しにしよう」となってしまったなら、それだけが最悪の結果なのです。選択肢には意味なんてなくて、決断することに意味がある。これはビジネスにおいても同じことです。
しかし、多くの人は飲み会さえも企画したことがない。だから、リーダーシップが圧倒的に足りない。飲み会の幹事をしたことがない人は、幹事の大変さを知らない。だから日程調整のためにスケジュール確認をお願いしても記入してくれないし、簡単にドタキャンする。当日になって急に現れる人もいれば、お店のセレクションに文句をつけてくる。幹事をしたことがある人は、このお店良さそうだよって提案してくれるし、飲み会が楽しくなるように盛り上げてくれる。幹事を経験したことがある人、ない人、あなたはどちらが魅力的だと思いますか。

リーダーシップがある人は、会議ではたくさん意見を言ってくれるでしょうし、人の意見もブラッシュアップしてくれるでしょう。時間配分も考えて議論を次に進めてくれるでしょうし、決断が下ればそれにコミットしてくれる。リーダーシップがない人は、議論には無関心で、ノートパソコンで違う仕事をしているでしょう。会議が終わると時間の無駄だと愚痴を言って、下された決断に対して文句を言う。
リーダーシップがある人、ない人、あなたはどちらが優秀なメンバーだと思いますか。