誰しもが「死」と向き合う。
「死」は「生」を受けてこの世を生きる誰しもが抱える永遠のテーマである。
ぜひ怖がらずに考えてみてほしい。
「死」と向き合う時、あなたはどう行動するだろうか。
- 死ぬ方は楽
- まとめ
死ぬ方は楽
「これはちょっといいづらいんだけど、死ぬ方はたぶん楽なんだよね。しんどいのは残された方だよ」
「ああ、それはすごくわかります。わたしの父は死んで無念だったかもしれないけど、死んだらそれで終わりだし。私たちは悲しくて、いろいろ大変だけど。」
(中略)
「悲しいかどうかじゃなくて、残される人の後悔をどう減らせるか、を考えた方がいいと思うんだよね」
皆さんは「死」についてどのように考えられているでしょうか。
830はこの本の価値観に賛成です。死ぬ方よりも残される方が苦しいのではないかと。
例えば、学校を転校したり、会社を転職する人がいるとします。そういう時、悲しいのは離れていく人ではなくて、残される方なんじゃないかなと思うのです。離れていく人は新しい生活が待っている。新しい生活に順応するために毎日を必死に過ごしていれば、時間はすぐに過ぎていきます。しかし、残された人はこれまでと同じ生活を繰り返しながら、その人の穴と向き合っていかないといけない。寂しさと向き合っていかないといけない。だから、残されていく人の方が苦しい。離れていく人はその人たちをできる限り思いやってほしいと思います。
「死」についても同じなのではないかなと思っています。
死んだ人は次のステージが待っている。あの世に順応するために毎日を過ごしていれば、寂しさと向き合うことはない。しかし、この世に残された人は日々寂しさと向き合って生きていくことになる。
だからこそ、830が死ぬ時はできる限り、残される人たちを思いやりたいと思う。周りの人たちができる限り公開しないように、寂しさを感じないようにしたいと思う。
そのために、「死ぬ」というその瞬間だけは自分よりも周りの人のことを思いやるべき。自分よりも周りの幸せを優先するべきだ。
自分の人生を満喫するためには、自分と向き合うことが大切だ。自分は何が好きで、何がしたいのか。自分を大切にすることで、人生を満喫する。そうして自分が幸せでいることで、周りを幸せにすることができると思う。
しかし、死ぬ時だけは、自分よりも周りの人のことを思いやるべきだと思う。周りの人に後悔が残らないような最期を向かえたいと思う。
皆さんはどのようにかんがえるだろうか。どのような最期を向かえたいと思うだろうか。
そして、その考え方を踏まえた上で、最期を向かえる人とどのように向き合っていきたいと思うだろうか。
残されるあなたが不幸でいることが死ぬ人にとっても一番不幸なことだと830は思う。
悩んだなら、自分が望む道を選べばいい。自分が後悔なく進める道を選べばいい。きっと相手もそれを望んでいるのではないだろうか。
まとめ
生きていればたくさんの人の「死」と向き合うことになるだろう。
時によって、重大な選択を迫られることもある。
延命をするのか、自然な死を迎えるのか。
あなたが後悔しない選択をすればいい。残されるあなたが一番苦しい。一番苦しいあなたが少しでも楽な選択をすればいい。
「死」を迎える人が、あなたのことを思っているのであれば、きっとその選択がどんなものであったとしても、喜んで受け入れてくれるのではないだろうか。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。