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「成功」と「失敗」の定義せよ

あなたが今している仕事の「成功」とは何だろうか。「失敗」とは何だろうか。
「成功」と「失敗」の定義を明確にすることで、仕事はずっと楽しいものになる。
仕事を楽しめれば、成長は早まり、あっという間に成功者の仲間入りだ。


目次
  • 失敗を疑似体験する力
  • まとめ

失敗を疑似体験する力

大きな失敗(例えば倒産)を体験した人が経営に強くなるかと言うと、そんなことはない。社会的信用を失うばかりか、個人的にあまり悲惨な経験をすると、特定の因果律に対して過敏になってしまい、かえってバランス感覚がなくなるようだ。
(中略)
失敗といってもいろいろあります。例えば、世間的に見れば成功しているのに、社長本人は失敗だと考えることがある
(中略)
「結果がいい線まで行っても、それが当初の目標とか計画から外れていれば、それは失敗だと。つまり本人だけが失敗の疑似体験をしているわけです

失敗の疑似体験というのは非常に面白い表現だなと感じました。
本書でも挙げられる「成功者は同じ経験をしても人よりも失敗の疑似体験が上手い」というお話は納得ですが、一方で成功体験も非常に多いのではないかと感じました。

成功者は常に物事を考えながら日々を過ごし、無意識のままに時間を浪費することがない。だからこそ普通の人よりも早く成長し、成功を手に入れることができるのだ。
常に目の前の物事について、なぜ自分はそれに取り組んでいるのか、自分はどこを目指しているのかを考えている。何事においても、何が成功で、何が失敗なのかをしっかりと考えているからこそ、成功体験も、失敗体験も上手なのである。

多くの人は上から落ちてくる仕事を受動的にこなしているに過ぎない。自分がどうしたいのか、何が成功なのかも考えず、ただただ時間の成り行きと共に進展していく物事を傍観しているだけである。
何が成功で、何が失敗なのかを明確に定義できていないからこそ、どんな経験をしても達成感もなければ、悔しさもない。波のない平穏な人生を送っていて成長することなんてできないし、楽しむことだってできない。

あなたが取り組む目の前の仕事の、「成功」とは何なのか、「失敗」とは何なのか。
まずはそこを問うことから始めてみてはどうだろうか。
目先の仕事をこなすよりも、仕事の意味を考える方がずっと重要だ。
成長するためにも。仕事を楽しむためにも。出世してお金持ちになるためにも。

まとめ

仕事で最高のパフォーマンスを出せるのは仕事を楽しんでいる時だ。
波のない平穏な生活を送っていては面白みもないだろう。
常に目の前の仕事の成功と失敗を明確に定義することが大切だ。成功すれば嬉しいし、失敗すれば悲しい。成功すれば「また次も」と思えばいいし、失敗すれば「今度こそは」と思えばいい。
そうした考え方ひとつで仕事の見え方は大きく変わる。成功者は成功体験と失敗体験が上手く、仕事を心から楽しんでいるからこそ成功するのである。
成功と失敗の定義し直して、仕事を楽しいものにしてみてはどうだろうか。


あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。