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「ブランド人になれ!」のすすめ_2

今回も「ブランド人になれ!」を紹介させて頂きます。
今回紹介するところも非常に納得させられる部分になっていますので、ぜひお楽しみください。
「ブランド人になれ!」は本当に参考になる一冊だと思います。是非手に取って読み込んで頂ければ幸いです。


目次

  • 「自分の売り値」は自分で決めろ
  • 「学習性無力感」
  • まとめ

「自分の売り値」は自分で決めろ

真剣に仕事をする覚悟があれば、もらう金額も真剣に考えるはずだ。
君がブランド人を目指すのであれば、「自分の売り値」は自分で決めろ。この気構えからブランド人の道は始まる。

「ブランド人になれ!」 田端 信太郎

田端さんは採用面接で「3年後、給料はいくらほしいですか?」と質問するそうです。
もらいたい給料は、送りたい生活から計算するそうです。3年後欲しい給料というのは、3年後していたい生活から逆算して計算する。毎月海外旅行に行きたいとか、高級外車に乗ってモテたいとか、内容はどうでもよくて、どんな生活をしていたかを本気で考える。その生活をするためにはどれだけを給料が必要なのかを逆算する。3年後の給料を、3年後の生活を想像していないような奴は、自分の人生と本気で向き合っていない証拠だと。

自分の送りたい生活から逆算して、必要な給料を計算する。そして、それに伴う仕事を、人間を目指して努力する。その給料を提示して、採用されないようならまだまだ修行が足りないということ。もっと成長しないといけないということ。反対に、市場に出た時に自分がどれだけの値が付くのか、自分をしっかり客観視できる力も同様に重要なのかなと感じました。

830は来月から社会人として船出します。もうすでに始めていますが、これからもっともっと自分のブランドを作り上げていきます。就職活動では、今の生活費から求める給料を逆算して最低限のラインだけを決めて、その先はやりたいことをメインに企業を絞っていました。これからは、どんな生活を送りたいのかについても今一度見つめ直して、自己ブランディングを進めていきたいなと思います。

「学習性無力感」

金魚が20匹泳いでいる水槽があるとする。
その真ん中に透明なアクリルの板を入れて、片方にだけ金魚を寄せる。しばらく経つと何が起きるか?金魚は向こう側に行けないということに気付き、片側だけで暮らし出す。ある時その仕切りをパッと取る。
するとどうだろうか。アクリル板を取ったにもかかわらず、金魚はそのまま水槽の片側でしか泳いで暮らさない。どうせ向こう側には行けないと洗脳されてしまったのだ。このような状態を、心理学では、「学習性無力感」という。

「ブランド人になれ!」 田端 信太朗

この例は非常に秀逸だなと感じました。壁がないにも関わらず、壁があると心理的に思い込んでしまっているんです。子供の時から「そんなことしたってどうせ無理」「ああいうのはお金持ちがすることなの」って言われ続けて、あらゆることに対して無意識のうちに壁を作ってしまう。チャレンジすることすらせずに諦めてしまう。

打開策も書かれていました。何も知らない金魚を2,3匹入れるのだそうです。自由に動き回る新しい金魚を見て、「学習性無力感」から解放されるのだそうです。
新入社員の役割はこれ。「経験、とくに時代遅れの成功体験によって、会社という組織に染まったサラリーマンの多くはとうに思考停止に陥っている。」と本書では語られています。だから、田端さんはこのように締め括っていらっしゃいます。

アクリル板などどこにもない!何も知らない金魚であれ。

「ブランド人になれ!」  田端 信太朗

まとめ

「学習性無力感」という概念は非常に面白いなと思いました。
830もたくさん壁を作ってしまっているのだろうなと反省させられました。たくさん挑戦し、たくさん経験して、壁を取っ払っていきたいと思います。

最後にもう一説。

毛沢東は革命の三原則は「若いこと」「貧しいこと」「無名であること」と言ったが、持たざるものだからこそ無理や無謀を突破できるのだ。

「ブランド人になれ!」 田端 信太朗
あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご了承の上、ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。

P.S.

「どうせむり」といった壁を作ってしまうような言葉を世界からなくしていこうという目的で、「世界にポポジティブな思想を!」と理念を掲げてTwitterを始めました。この活動のきっかけとなったTEDの動画を載せておきますので、是非ご覧頂いて、応援してほしいなと思います。