2021年3月、クラウドファンディング「数学マップ」、114人の方々から334,500円をご支援頂き、人生マッププロジェクトスタート!

「キミが働く理由」のすすめ_1

今回からは4回にわたって、「キミが働く理由」という一冊を紹介させて頂きます。
本当にいい本でした。830のような若い人から、年配の方まで、さまざまな方々に役立つ一冊ではないかなと感じています。
是非手に取ってみてください。きっと仕事に対する向き合い方が変わっていくはずです。今以上に能動的に仕事に向かっていけるのではないでしょうか。


目次
  • 何のために働くのかを思い出す習慣
  • 未熟という経営資源
  • まとめ

何のために働くのかを思い出す習慣

すべての仕事には、その仕事ならではの、意味や価値があります。
社会とのつながり、お客様とのつながり、とても大切な意味があるのです。
(中略)
大切なことは、自分がそこにいる意味や価値を自分自身が実感しながら、仕事をすることだと思います。
(中略)
ただ、私たちは、忘れてしまうのです。
何のために会社に行くのか、なんのために働くのか。

私たちは、世界をよりよくするために働いていることを。
(中略)
自分が自分の働く目的を、毎日繰り返し思い出すこと、これを自己管理と言います。つまり、忘れない習慣を持つことです。

就職活動をする時、まず自己分析をするでしょう。
「自分はどんな人間なのか」「自分は何が好きなのか」「どんな仕事がしたいのか」「なんで仕事がしたいのか」。いろんなことと向き合うことだと思います。
そして、「こんなことがしたい」と夢を持って、就職活動を行っていくのだと思います。
830もそうでした。そして、「環境問題に携わって、社会貢献していきたい」と会社を選びました。

入社式からまだ3カ月も経っていない今でも830が実感したことがあります。それは、日々の仕事をこなしている中で、目標も、夢も簡単に見えなくなってしまうということです。仕事の意味や価値に目を向けることなく、淡々と目の前の仕事をこなしてしまうようになってしまうということです。
朝から晩まで拘束されて仕事をこなしていると、自由に使える時間も少なくなるでしょう。残業などが多くなれば、自分の時間を確保するのがもっと難しくなっていくと思います。しかし、どんなに忙しかったとしても、自分と向き合う時間を絶対に確保しないといけません。そうしないと、「どうして働くのか」っていうことなんか考えられなくなってしまうからです。

会社という組織で働く中で、自己啓発の大切さをより一層感じています。自分の仕事の意味や価値をしっかりと自覚した上で働くことで幸福度は大きく異なってきますし、仕事効率も全然違ってきます。「こんな社会をつくっていくために働いているんだ」「この仕事を通して、こんなふうに社会に価値を提供しているんだ」って心の底から思うことができれば、仕事の充実度はきっと高まることでしょう。
そのためにも自己啓発というのは非常に力になります。暑苦しいとか、きれいごとばっかりとか、そういったイメージを持っている方も多いかもしれません。しかし、自己啓発はきっと人生をより楽しいものに変えてくれる、一つ一つの仕事に意味を与えてくれるものだと830は考えています。

日本の社会人は自己啓発にかける時間が短すぎると、多くの本で言われています。実際に社会人になり、それを強く実感しています。
モーレツ会社員のような、働いている時間が長ければ長いほど、仕事を頑張っているというように考える人が多いように感じます。ある程度の時間を費やすというのは当然必要ですが、仕事に時間を費やしすぎて、自分と向き合う時間が取れないというのは本末転倒です
自分と向き合う時間、なぜ働いているのかを考える時間、自己啓発する時間を大切にしてください。

830はたくさん働くために生きている訳じゃない。
830は人生を最高に楽しんでいきたいと思う。その中で、人の役に立つっていうことはどんな娯楽にも勝ると考える。だから、その手段として仕事がある。たくさん働いて、たくさん人の役に立って、やりがいを感じたい。
仕事は手段であって目的じゃない。何のために働くのか、働く理由を忘れないようにしていきたいなと思います。