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「家族」はあなたが選び取るもの

「家族」とは一体何なのでしょうか。
血が繋がっていれば家族なのでしょうか。
一緒に住んでいれば家族なのでしょうか。
あなたはどう考えますか?


目次
  • 直系家族
  • まとめ

直系家族

スペースシャトルが打ち上げに失敗し、大事故になったとき。乗組員の家族はパニックになる。いち早く心理的・医学的なサポートを行うため、医療チームや支援スタッフと一緒に、家族は特別室で打ち上げを見守ることができる。
その特別室へ入ることができるのが、直系家族だけなのだ。
直系家族の範囲は、配偶者、子ども、子どもの配偶者まで。両親や兄弟は、拡大家族なので入れない。波多野さんはNASAの話を聞いたとき驚いたが、よくよく考えれば腑に落ちたという。
生まれるときに、親を選ぶことはだれにもできない。でも、パートナーを選ぶことはだれでもできる。自分で選んだパートナーこそが、家族の最小単位だ。
家族は選択できないものから、選択できるものになっている。自分に良い影響を与える人の存在は、自分で選ぶことができる。

この本の題名は「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」です。この言葉をどうとらえるかは人それぞれだと思います。830は「家族だからといって、必ずしも愛さなければいけない訳ではない。愛した人こそが家族なんだ。」と解釈しました。

親との仲が悪くて、兄弟との仲が悪くて、苦しんでいる人がいるかもしれません。しかし、家族だからって絶対に仲良くしないといけない訳ではないのだと思います。
家族だからって必ずしも価値観が合うわけではない。価値観が合わない人と一緒にいれば、折り合いを付けられない時もあるだろうし、悩むこともあるだろう。そんな時は距離を置いてみたらいい。家族だからって一緒にいなければいけない訳ではないし、家族だからって支え合わないといけない訳でもない。家族という概念が自分を苦しめるものになってしまっているのだとしたら、そんなものに何の意味もない。そんなものに縛られる必要なんてない。

親を大切にしろとか、兄弟なんだから仲良くしろって言うのはエゴでしかない。大切にしたい、信頼したい、一緒にいたいと思える存在なのだとしたら、そうすればいい。それは自分で選択することだ。家族という概念に束縛されるものではない。むしろ、大切にしたい、信頼したい、一緒にいたいと思える存在こそが家族であって、それは自分で選んでいくものだ
そうして自分自身で選んできた人たちが直系家族である。自分で選んできたその人たちをとことん愛せばいい。迷うことなく、全幅の信頼をおけばいい。それが家族だ。

家族とは生まれた時に既に決まっているものではなくて、自分で選んでいくものだ。この人と一緒に生きていこうと自分で決めていくものだ。自分で選んできた家族を愛せばいい。家族の幸せを願って生きればいい。
本当に家族の幸せを願うのであれば、相手からの見返りを求める必要なんてない。相手が愛し返してくれないからといって、怒る必要もなければ、悩む必要もない。それが相手にとっての幸せなんだとしたら、それでいい。見返りを求める「愛」は、「愛」とは呼ばない。見返りを求める「愛」の対象を家族とは呼ばない。

まとめ

「家族」とは、生まれながらにして定められたものではなくて、自分で選んでいくものだ。
法律で定められた「家族」というものに苦しめられるくらいなら、「家族」なんてものは忘れた方がいい。
「家族」とは、大切にしたい、信頼したい、一緒にいたいと、思うことのできる人たちである。
自分で選び取るものである。
あなたにとっての家族は誰でしょうか。


あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。