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830の社会人生活_18_サボると休むの違いって何?

積極的休養

効率よく仕事していくためには、「休む」ということが必要不可欠です。「サボっている」と思われるのに恐れて、休憩を取らないというのは本末転倒な話です。企業は「積極的休養」を取り入れていく必要があるでしょう。

以前の記事でポモドーロ・テクニックというものを紹介しました。25分集中したら5分休憩を取るというサイクルを4回繰り返したら、20分の長い休憩を取るようにして仕事を進めていくという方法です。一日中デスクにつきっきりの人からすると、「休み過ぎだろ」と感じてしまう手法かも知れませんが、これくらい休憩は重要だということです。
人間の集中なんて長くは続きません。1時間以上同じ作業を続けるというのはとても非効率なことです。830は1時間集中したら10分休憩するというサイクルにしていますが、自分にあったサイクルを探してみてはいかがでしょうか。

「そんなに休憩していたら、サボっていると思われる。」と感じるかもしれません。最初はそれでもいいのではないでしょうか。周りから「サボっている」と思われたとしても、しっかりと成果物を出していれば最後には認めてもらいます。結局、結果を出している人が正解になるのが社会の縮図です。
「サボっていると思われるのではないか。」とデスクに向かう人は、「成果を出せなかったとしても、これだけ頑張ったから許してくださいよ。」って自分の仕事に安パイを置いているだけです。決して一生懸命仕事をしている訳ではありません。
休みを取るということは、仕事の結果で勝負しないといけない道を行くということです。休むというのは決して楽な道ではありません。逃げ道のない険しい道を進むということです。休むというのは自分を厳しい状況に追い込むことですが、そうすることで最大のパフォーマンスが出せるようになって、会社に、社会に最大限貢献することができるのです。

だからこそ、830はできるだけ多くの人に積極的休養を取り入れてほしいと思います。
休養と聞くと楽な状況をイメージする人が多いでしょう。
しかし、休養を取るというのはとても過酷な行為です。
今、ほとんどの人は、その過酷な道から逃げて、なあなあで仕事をしているのです。
どうすれば最高のパフォーマンスが出せるのかを考えて行動しましょう。それがたとえ過酷な道だったとしても、その道の先にきっと大きなやりがいと達成感が待っているのではないでしょうか。

まとめ

今回はサボりと休みについて考えてみました。
休みを取れていないというのが、今の社会人の問題点だと感じます。
休みを取るというのは、過酷な選択です。だからこそ、多くの社会人はこの選択から逃げている。今こそ勇気を持って、大きな選択を下すべきです。今のままなあなあで仕事をしても、誰のためにもなりません。休みを取るという選択は過酷ですが、会社、社会、そして自分のためになる選択です。

そして、休憩を取っている人がいたら、サボっているのではなくて、休んでいるだと考えてください。サボっていると考えてしまうのは、その人を信頼できていない証拠です。もし本当に信頼できない人がいるのであれば、告発してください。自分の周りには信頼できる人だけを置くべきです。信頼の中で働ける環境が最善の環境であって、そういう環境であるからこそ最大のパフォーマンスを発揮することができるのです。
職場で十分な休みを取るためには、信頼関係が不可欠です。互いに信頼し合える、いい環境を作っていくことが何より大切なのかもしれません。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
何かの気づきのきっかけになっていれば幸いです。
今後とも宜しくお願い致します。