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「ONLYNESS」_2

「全ての人の意見に価値がある」というのが本書のテーマでしたが、今回は、「自分が自分である」というだけで価値があるというお話をしましょう。そして、「自分が自分である」という価値を毀損するようなものは存在しないというお話を。
自分を卑下することなく、「自分が自分である」というだけで自信を持ちましょう。


目次
  • Who are you?
  • 肩書きや学歴は個人の能力と関係ない
  • 年齢は可能性の幅を縮めるものではない
  • まとめ

Who are you?

WOU ARE YOU? この問いかけにはさまざまな意味合いが含まれている。
「あなたはどんな価値を生みだしていますか?」という問いかけも、「あなたにはどのくらい価値がありますか?」という問いかけも含まれているからだ。
(中略)
私は思わず、こう応じた。
「アイ・アム・ノーバディ(私は何物でもありません)」
(中略)
私は自分のことを特定の基準で決めつけ、パワーのない人間に貶めていたのだ。

「Who are you?」と聞かれて、あなたはどう答えるだろうか。
「私は私だ」と答えてほしい。あなたはあなた以外の何物でもないから。あなたはあなたという唯一無二の存在であるから価値がある。それ以外の肩書きには意味がない。

あるパーティーでこのように問われた著者は、「I am nobady.」と答えた。ちょうどその時、勤めていたコンサル会社を退職し、無職になっていた。未来も見えなかった著者は自分をとても矮小な存在に感じてそのように答えてしまったという。
しかし、自分を卑下することで自分を矮小な存在に貶めてしまっていたのは自分自身だと著者は語っている

価値があるかどうかも分からないような基準で自分を勝手に評価し、自分を貶めるのは非常に危険だと著者はいう。会社や役職がないからというだけで、自分をパワーのない人間に貶め、自分の可能性を狭めてしまっていたのは、ほかでもない自分だと。
自分の価値を狭めるような発言はしてはいけない。自分を卑下なんてしてはいけない。もっともっと自分を信じてあげよう。

また、逆に830は思う。「Who are you?」と聞かれて、自信満々に自分の会社の名前や役職を言うような人に大した人はいないと。
「Who are you?」の回答は、「I am me.」以外ないのである。それがすべてだ。自分が自分であることに誇りを持って生きていけばいい。
社会の中のモノサシで自分を測る必要なんてない。自分がほかでもない自分であること、それだけでとても貴重なことなのだ。