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「ONLYNESS」_1

今回からは「ONLYNESS」という一冊を紹介させて頂きます。
いつもは、書籍の主張をシリーズの最後に紹介してきたのですが、今回は最初に本書の一番の主張から紹介してみようかなと思います。
非常にパワフルなメッセージなので、ぜひ力にして自己啓発に活かしてみてください。


目次
  • 全ての人が価値ある意見を持っている
  • これはあなたのための本だ
  • まとめ

全ての人の意見には価値がある

「全ての人の意見には価値がある」。こうした思いが頭から離れなくなった私は、2011年、この問題をテーマに執筆を開始した。地球上の75億の人類一人ひとりが、価値ある意見を持っている―それが本書の大前提となるコンセプトだ。
あなたは、あなただけにしか立てない地点に立っている。あなただけの過去や経験、ビジョン、希望があって、あなたという人間が成り立っている。あなただけが立つその地点から、人とは違う視点で斬新な考え方を発信できるうえ、問題解決に向けて突破口を見出すこともできる。いまの時代、あなたはネットワークを通じてそうしたアイディアを育み、広めていくことができるのだ。あなたの手には、世界を動かす新たなレバーが握られている。

「全ての人の意見に価値がある」

これが本書のテーマです。
歩んできた人生はみんな違います。だからこそ、みんな違う意見を持っていて、違う考え方をしている。その多様性にこそ価値がある
そして、SNSなどが普及した現代は、その貴重な意見を発信できるようになった。有名人じゃなくとも、誰もが多くの人に意見を発信できるようになっているし、仲間を見つけられるようになっている。
意見を発信し、共感してくれる仲間を見つけ、活動を続けていくことで、誰もが社会に変化を巻き起こすことのできる時代になったのです。

「私は何もできない。」と自分を卑下する人がたくさんいます。
「自分は馬鹿だから」って意見を押し殺してしまう人がたくさんいます。
「自分は普通な考え方しかできない」ってアイデアを出そうとしない人がたくさんいます。

本当にもったいない。意見を出し続けてほしい。あなたがどんな存在だっとしても、オンリーワンな存在であることだけは確実だ。あなたの意見が唯一無二の意見であることは確実だ。あなたと同じ人間がこの世の中にいるはずがないのだから。
「自分は普通な考え方しかできない」って、普通とは一体何なのでしょうか。あなたの中の普通が、世間一般の普通であるとは限らない。あなたの中の普通が、めちゃくちゃユニークなアイデアかもしれない。それはアイデアを世間に触れさせてみないと分からない。だから、思いついたことを発信し続けてほしい。
アイデアが多ければ多いほど、ユニークなものに出会える可能性は確実に高まっていく。誰の意見も無駄なんてことは決してない。すべての意見に意味がある。全ての人に価値がある。

論理的でない意見に、普通な意見にどうして意味がないのでしょうか。誰がそう定義したのでしょうか。
権力のある人の意見が、論理的な意見が必ずしも優れているなんてことはない。
経験の浅い若者の意見だからといって粗末に扱われるなんておかしい。
どんな意見にだって等しく価値がある。830はそう思います。

多くの人にとって、意見を出すという行為は勇気が要るでしょう。だからこそ、どんな意見であったとしても、意見を出してくれたことに感謝してほしい。意見を出したということだけで称えてあげてほしい。勇気を持って発言したということだけで凄いことだし、その小さな勇気から社会は変わっていく
社会全体が様々な意見を受け入れられるようになって欲しい。誰もが意見しやすい社会になってほしい。

これはあなたのための本だ

本書はあなたのために書いた本だ。
せっかく考えだしたアイディアをあきらめてしまったり、「自分の同類」を探そうとして苦労したり、きみの考え方は「過激」だと言われたりした経験のある、あなたのための本だ。
(中略)
自分はみずから運命を切り開く人間だという自覚をもってほしい。
コミュニティーを建設的につくりあげ、成長を促す力をもつ人間だと自覚してほしい。
(中略)
最高のアイディアを考えだし、それを基盤にして世界に変化を起こそう。
仲間と力を合わせ、ひとつずつ変化を増やしていけば、世界の形を変えることができるのだから。
「世界を変えられるだけのパワーが、あなたにはありますか?」と尋ねられたら、あなたは「イエス」と答えるだろう。そして、こう付け加えるだろう。
「一緒に力を合わせて、世界に変化を起こしていきましょう」と。

「世界を変えられるだけのパワーが、あなたにはありますか?」と聞かれたら、全ての人が胸を張って「はい!」と言える社会になってほしい。
インターネットという技術が発展し、社会はすでにそうなっている。全ての人が社会を変えるだけの影響力を持てる時代になっている。
後は、みんながそれに気づくだけだ。「自分が世界を変えることができる」と気づくことができれば、考え方は180度変わっていく。
その影響力を行使できるように日々精進していくだけだ。さすれば、あなたが望むように社会を変えていくことができる。

「世界は変えることができる」ということを前提に考えてほしい。あなたが思ったように世界を変えられるとして、あなたはどんな世界を作り上げたいのか。今の世界は何が問題で、本当はどうあるべきなのか。

830は「全ての人が意見を出しやすい社会になってほしい」と思う。何の根拠もないのに自分を卑下する必要なんてないし、自信を持ってほしい。全ての人が、自分のことをもっともっと愛してほしい。
そして、意見を発していれば周囲を変えていくことができるということを実感してほしい。共感してくれる仲間が現れて、物事がどんどん進んでいくことを実感してほしい。自分の意見で世の中を変えていくことができるんだということを知ってほしい。
全ての人が、「自分は世界を変えることができる」と信じて、ポジティブに意見を発信できるようになれば、世界はもっともっといいものになっていく。これまで以上にたくさんの選択肢の中から、ベストな選択をしていくことができるのだから。

本書はあなたのために書いた本だ。
一緒に力を合わせて、世界に変化を起こしていきましょう。

まとめ

「ONLYNESS」の主張を理解して頂けただろうか。
グサッと刺さった方も多いのではないでしょうか。
ぜひ本書を手に取ってみてほしい。
あなたがもし自分に自信が持てていなかったなら、きっと心の支えになってくれるはずだから。
あなたの背中を押してくれるはずだから。


あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。