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プレゼンの効果を最大化する「根回し」と「アフターフォロー」

上司に意見をぶつける

前向きな、何かをつくり出す部分については、上の職階の人は、部下たちの意見を求めています。上司である自分が何か意見を言ったら、全てそう決まってしまうことこそ怖いことはありません。ですから、部下もしっかり自分のスタンスを明確にし、上司に応えるべきなのです。
私は、「配慮をしても、遠慮はするな」と言っています。自分の意見を言うことは、むしろ望まれているのです。相手に対する礼を失してはいけませんが、遠慮して意見を言わないのは、結局、相手のためにもならないのです。

この項目は少しプレゼンとは離れてしまいますが、830が大切にしているところなので引用しておきます。

上司に対して、配慮はしても、遠慮はするな

当然ですが、自分の意見を提示するのは大切だという事です。上司の顔色をうかがって、風見鶏になっていてはいけない。風見鶏の部下がいるというだけで、逆に上司の顔色は悪くなっていくはずだ。
自分が上司の立場だったとしたらどういう選択をするのかを常に考えて、自分がベストだと思う答えを発信し続ければいい。それが採用されようが、されまいが、意見を出すことに意味がある。反対意見が出れば、その選択について考えるきっかけになる。上司の言いなりになることしかできないのだったら、存在する意味はない。そんな人間は機械に置き換えた方がいいだろう。

プレゼンは自分の想いを伝えて、聞き手に行動を起こさせるために行うものだ。聞き手が上司の場合もあるだろう。自分と違う考え方をする上司に、自分の考えを伝えて納得してもらうのがプレゼンだ。上司と同じ意見を言うようなプレゼンに何の意味もない。上司と違う考えをぶつけるからこそ意味がある。そこにしっかりとした論理と、熱意があれば、きっとどんな上司も考えを巡らせてくれるだろう。
もし自分の伝えた想いが採用されなかったとしても気にする必要はない。必死に自分の想いを伝えた結果、少しでも上司が考えを巡らせてくれたとしたら、それだけ十分に意味がある。そのおかげで、上司の選択の質もたかっているはずなのだから。

まとめ

「1分で話せ」ではプレゼンの質を上げるための話をたくさんしてきました。
ビジネスマンとしての基礎スキルであるプレゼンを上達させていくことで、加速度的に成長していけるのではないでしょうか。プレゼンが上手い→評価される→プレゼンの機会が増える→評価される→…の連鎖です。
プレゼンと聞くと、舞台の前に立って大勢の前で話すところをイメージする人が多いかもしれません。しかし、プレゼンはそれだけではありません。会議で資料の説明をするのだって、部下に対して講義をするのだって全てプレゼンです。Power Pointを使うものは全てプレゼンです。
そう考えたら、思っていた以上にプレゼンをしている人が多いのではないでしょうか。プレゼンというのは社会人にとって欠かせないスキルです。早い段階で磨きをかけて、質の高いビジネスマンを目指しましょう。


あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。