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「転職の思考法」のすすめ_2

前回は、転職という選択肢を持つことがいかに大切かについて考えました。
転職という選択肢を持つことで、挑戦することができる。挑戦することが成長することができる。
今回は、どんな会社がいけないのか、どんな状態なら転職すべきなのかを考えていきましょう。


目次
  • 自分が信じていないものを売る
  • 十年前と同じサービスを売る会社
  • まとめ

自分が信じていないものを売る

自分が信じていないものを売る、これほど人の心を殺す行為はないんだ。そのひとつの商品を売るために、本当に多くの小さな嘘をつかないといけないからな。そして人は小さな嘘をつき始めると、やがて自分の心をその嘘に合わせるようになる。そうやって、人間の心は死んでいく。私はそんなビジネスマンを、これまで何千と見てきた。だからその商品はむしろ売らないほうがいい。君のためだ。違うか?

営業を仕事にしている人はたくさんいるでしょう。営業の人が幸せを感じる時は、自信のある商品を売っている時だと言います。商品が売れた時でも、業績が良かった時でもないのです。
自信のない商品を売っていたとして、「この商品はお勧めできませんが、買ってくれませんか」なんていう人はいないだろう。お客さんにとってもいい商品ではないと思いながら、「この商品がおすすめです」と言わなければならない。ひとつ嘘をつくと、その嘘のためにまた嘘をつかなければいけなくなる。そうやって嘘が連鎖していく。そんな状態が幸せなわけがありません。
そうやって嘘を続けている内に、人の心を失っていく。これが社会だと自分にすらも嘘をつくようになる。

もしあなたがそんな状態にいるのだとすれば、今すぐにでも逃げてください。そんな状況に陥りそうになっていたとしたら、今すぐにでも逃げてください。働く場所なんていくらでもあります。んな不健康な仕事をわざわざ選ぶ必要なんてありません。
精神的にも、肉体的にも、健康でいられる仕事を選んでください。不健康な仕事からはすぐに逃げ出すことで、そういったビジネスモデルの会社を撲滅していかなければいけない。そういった不健康な仕事を続けているという事自体が、社会を不健康にすることに加担しているんだという事を肝に銘じておきましょう。

やはり働く人にとって、自分の会社の商品やサービスに誇りを持てるかどうかはとても重要なのだろう。