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「東京改造計画」のすすめ_2

今回も「東京改造計画」を参考に、堀江さんが提言する社会問題について考えていきましょう。
スマートな社会を実現していくためには、どうしていくべきなのか、考えてみましょう。
YouTubeでサラタメさんもこの本の紹介をしていたので、是非見てみてください。

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目次
  • デジタル化推進
  • インフォデミック
  • まとめ

デジタル化推進

「SuicaやPASMOを持っていない人は、基本的に電車に乗れないようにする」などと言うと、デジタルに対応できない人たちを見捨てるのかと批判される。
しかし年長者だからといって変わらないでいいと考えるのは、優しさではない。ナメてるだけだ。

デジタル化の推進は830も強く賛成します。
少し前まで、祖母や父などと話していると、デジタル技術について非常に苦手意識を持っていました。キャッシュレス決済が導入される時も、「若い人ばかりが得するシステムだ」などと当然のように言っていました。
正直、この考え方が830には全く理解できませんでしたが、こんなことを言う人はたくさんいます。デジタル技術は若者のもので、年配の人は手を付けられないみたいな。
新しい技術を導入するということのハードルに年齢なんて関係ありません。年配者だから導入するのが難しいなんてことは全くない。なのに年配者は、「年寄りにはこんなの分からない」と社会のせいにする。新しいものを導入するための勉強をしない自分を棚に上げて、人や技術のせいにする。

スマホやパソコンなんて、難しくない。やってみたら誰でもできるのに、年配者はやってみることもなく、「年寄りには無理だ」って言い訳する。
社会全体も「デジタルについていけない年配の方々のために」みたいな論調を当然のように使う。堀江さんが言うように、そんなの優しさでも何でもない。便利な技術があるのであれば、それを使えるように手助けしてあげるのが本当の優しさだ。初めは大変かもしれないけど、それは年配者に限らず、若者にとっても同じことだ。年配の人だから苦労しなくていいなんてことあるわけがない。

そうやって祖母や父にスマホの使い方や便利なアプリの使い方を教えていれば、すぐに使えるようになった。少しすれば、830が教えていないようなアプリを自分で取り込んでいた。そして今度は、自分たちのコミュニティーで教える側に回っているようだった。
「年寄りにスマホなんて無理だよ。現金使っておけば十分だよ。」というのか。「便利だからこういう機能使ってみれば。ここはこうやって、そこはこうやるんだよ」と教えてあげるのか。どちらの方が親切だろうか。
短期的に見れば、前者の方が両者にとって楽だろう。しかし、長期的に見れば、きっと後者の方がいい。初めは大変でも、親切に使い方を教えてあげて、デジタルに対する苦手意識をなくしてあげられれば、新しい技術に能動的にアクセスできるようになって、きっと人生は楽しくなる。

「デジタル技術なんて絶対無理だ」という年配者に830がよく言うのは次のようなことだ。
100歳まで生きるとしたら、まだ30年も40年も生きることになるんだよ。これから先ずっとそうやってデジタル技術は難しいって言い訳し続けるの?スマホとか、パソコンとか、アプリとか、新しい技術に触れていく方が絶対人生楽しいよ。慣れれば難しいことなんてないし、誰でも使いやすいように賢い人たちが必死に開発してるんだよ。それに、そういう技術を開発するためにいろんなところでたくさんお金を徴収されている。あらゆる商品の値段に開発費が反映されているんだから。新しい技術を使わないなんて本当にもったいないと思うよ。

新しい技術を拒絶する人はたくさんいます。どう考えるかはその人次第です。
しかし、830は新しい技術に触れていく方が絶対に楽しいと思っています。
だからこそ、830の近くにそういう人がいたら、絶対に考えを変えてあげたいと思う。
「そうだよねー。現金使っていれば十分だから、キャッシュレスなんてやる必要ないよ。」なんて無意味な同調は絶対にしない。デジタルは年配者に難しいっていう人は、年配の人を思いやっているんじゃなくて、教えるのが面倒くさいって思ってる利己的な人です。年配の方は、そういう表面的な言葉に注意してください。