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自分らしく生きる


目次
  • 自分のせいにする
  • まとめ

自分のせいにする

良太の強さを目の当たりにして、わたしは目が覚めた。人と同じようにできない自分を、迷惑をかけている自分を、恥ずかしく思ったり、情けなく思ったりしていたのは、だれでもない、自分だった。
他人じゃない。全部を自分のせいだと決めつけて、勝手に落ち込んでいたのも、自分だった。でも良太を見てみろ。当たり前のことをうまくれやれなくたって、彼の人生はうまくいってる。楽しくやれてる。楽しくやらないほうが、損なのだ。

岸田さんの弟さんである良太さんは知的障がいを抱えている。だからこそ、多くの人が簡単にできることでも困難を感じることがある。しかし、知的障がいがために良太さんの人生が難しいものになってしまっているわけではない。多くの人との違いを踏まえた上で、人生はうまく回っているし、楽しくやれている。
「良太さんのお陰で障がいを抱える人との関わり方を学ぶことができた」と感謝されることもあれば、「良太さんのお陰で人への優しさを学ぶことができた」と感謝されることもあったという。多くの人が簡単にできるところで迷惑をかけてしまうことがあったとしても、多くの人ができないところで人の助けになることができる。

社会は助け合いの中で成り立ち、人は支え合って生きている。迷惑をかけることもあれば、手助けできることもある。だからこそ、人に迷惑をかけてしまったからといって、自分を責める必要なんてないし、恥じる必要も、落ち込む必要ない。感謝して、いつかどこかで恩返しできればそれでいい。
人はそれぞれ違っているからこそ価値がある。周りの人が簡単にできることを、自分も簡単にできるなんて限らない。自分が得意なところで人の役に立てればそれでいい。そんなことで落ち込んでいては、もったいない。

人生は一度きりだ。どんなことがあったって楽しくやらない方が損なのだ。
ポジティブに、ポジティブに。考え方一つで、世界は七色に輝き出す。

まとめ

人間は一人一人違う。
みんなができることを自分もできる必要なんてない。
むしろ周りと違うからこそ価値がある
自分はどんな人間なのか、自分には何ができるのか。
自分らしく生きればいい。
自分が他でもない自分であるということが何よりも重要だ。

あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。