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反学歴社会

今回は一つのことに没頭することの大切さ、難しさについて考えていきます。
なんとなく勉強をしてしまってはいませんか。やりたくもないのに勉強してしまっていませんか。
それほど勉強はあなたにとって大切なものですか。
あなたが本当にしたいことを見つけて没頭してみてはどうでしょうか。


  • 模範解答暗記競争
  • まとめ

模範解答暗記競争

大切なことは、世間体ではなく、あなたの本音で好きなことに没頭することだ。
(中略)
もし世間体で勝負するなら、模範解答暗記競争の受験勉強のほうが遥かに楽チンであることに気付かされるだろう。
好きなことを仕事に選ぶということは、既存のレールの上を歩むより厳しい世界に飛び込むということだ。
論理的に考えたら、明らかに割が合わない世界に飛び込むということだ。それを迷わず選べることが、本当に好きなことなのだ。

現代は勉強している人が重宝され、勉強を頑張っている人が評価される時代だ。だから多くの人は好きでもないのに勉強をする。自分の大切な人生の時間を、世間体のために勉強に捧げるのである。
本書では勉強のことを、「模範解答暗記競争」と呼んでいる。決まった答えを覚えるためだけに訓練され、ロボットのように決まった答えを正しく言える人を育て上げるのである。
それはそれは簡単なゲームで、誰だって時間を割けば点数を取れるようになる。

830はそんな社会は間違っていると思う。多くの人は勉強ができる人がすごいと勘違いしている。非常に偏った見方だ。勉強というコンテンツに価値がないと言っている訳ではない。勉強ができる人は当然評価されるべきだ。しかしそれは、勉強というコンテンツに価値があるとか、難しいという話では全くない。
本当に評価するべきなのは、「一つのことにどれだけ打ち込んだ」ということだ。勉強ができる人は、それだけ勉強に打ち込んだということだ。勉強ができるというところではなくて、それだけ一つにことに打ち込んだということが評価されるべきなのである。
勉強を頑張った人と同じように、スポーツを頑張った人も、音楽を頑張った人も、ゲームを頑張った人も、アニメを見まくった人も評価されるべきである。

この世の中にはたくさんのコンテンツがある。たくさんの選択肢がある。
ほとんどの人は、一つのことに打ち込むことができず、エネルギーをいろんなところに発散してしまう。
ひとつのことに決めるのが怖いのである。一つのことに打ち込んだとして、それが間違った選択だったらどうしようかと考えるのである。
覚悟がないと一つのことに没頭することはできない。勇気がないと一つのことに打ち込むことはできない。
だからこそ、一つのことに打ち込める人は高く評価されるべきなのである。

多くの人は好きなことがないというだろう。それは好きなことがないのではなくて、一つを選び取ることを恐れているにすぎない。一つを選び取る勇気がないだけなのだ。
しかし、エネルギーをいろんなところに発散させている人が、高いパフォーマンスを発揮することはできない。
勇気を持って選び取ってください。自分の人生を何に捧げ、どこを目指すのか。覚悟を決めて没頭することで初めて最大のパフォーマンスを出すことができて、人の役に立つことができる。そうすることで初めて幸せを感じることができる。
周りに何を言われようが、どう思われようが関係ない。大切なことは、自分が選択するかどうかだ。その選択に覚悟を決められるかどうかだ。自分の思うがままに生きればいい。

自分の人生は自分だけのものなのだから。

まとめ

830は就職活動などを行いながら、学歴社会を改めて感じました。学閥がある会社もあれば、学歴フィルターがある会社もある。応募が多い企業であれば、仕方がない一面もあるでしょう。ある程度のフィルターは必要になります。
しかしそれを学歴に頼ってしまっているというのは明らかにおかしい。学歴はそれほど万能なものではないし、そういうために使われるべきものでもない。
そういう社会を変えるために事業を立ち上げたいというのが830の一つの夢です。学歴社会を崩壊させる新たな社会基盤を作りたい。そんな未来を作れたらいいなと思っています。


今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。