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最高の教育

いま日本に足りない教育とは何だろうか。
最高の教育とは何だろうか。
ぜひ考えていきましょう。


目次
  • しあわせでいるという教育
  • まとめ

しあわせでいるという教育

あなたができる最高の教育とは、「大人になったら、こんなに楽しいよ」ということを、あなたの生き様で伝えることだ。
いくら親が家にいても、仕事の愚痴ばかりこぼしたり、休日に一日中ゴロゴロしていたら、子どもは「大人になりたくないな」と思うに違いない。
(中略)
「大人になったら、こんなに楽しいよ」と、その生き様を背中で伝えるためには、あなたが好きな仕事をすることだ。
毎日イキイキしながら仕事に向かうあなたをみたら、子どもは「自分も早く大人になりたい!」と思うだろう。

子供に勉強させたい時に、「勉強しなさい」というのはナンセンスだ。そうやって強制的に何かをやらせても得られるものは少ない。大切なことは、子供に「勉強したい」と思わせることだ。
では、どうすれば子供が勉強したいと思うのだろうか。その唯一の方法は、「勉強は楽しい」ということを、親が背中で語ることだ。

東大の同期と話していて感じることは、多くの東大生が「勉強は楽しい」と考えているということだ。勉強を頑張れば成績が上がっていく。正解すればうれしいし、間違っていればくやしい。新しい知識を身につければ、新しいものの見方ができるようになる。いろんな要素があって、「勉強は楽しい」のだ。
そのことに気づいている大人が圧倒的に少ない。だから子供はそんな大人の背中を見て、「勉強は楽しくないものだ」と思うようになる。そして、勉強から逃げるようになる。
そうならないために親がするべきことは、まず自分が勉強の楽しさに気づくことだ。勉強の楽しさに気づき、勉強を楽しんでいる親を見れば、きっと子供も「勉強したい」と思うようになる。それが教育だ。

親が必死になって打ち込んでいるものがあれば、子供もそれを羨ましがって没頭してくれる。子供はいつも親の背中を見ているのだ。現代の日本の大人は、毎日いやいや仕事にいって、愚痴ばかりをこぼしている。そんな大人を見て、子供が大人になりたいと思うわけがない。
「大人が必死になって打ち込んでいるものといえば、スポーツくらいだろう。」という一説を読んだことがある。だから、スポーツが好きな子供がいたとしても、勉強が好きな大人は現れないのだ。

勉強やスポーツに限った話ではない。人生を楽しむということそのものにまで話を発展させることができる。子供に「人生を楽しんでほしい」と願うのならば、自分が人生を楽しむことが不可欠だ。子供に「自由に生きてほしい」と願うのならば、自分が自由に生きていくことが不可欠だ。

子供の幸せを願うのならば、自分が幸せになることが不可欠だ。

しあわせでいることが最高の教育である。

まとめ

子どもの幸せを願わない親はいない。
子どもの幸せを願うのであれば、自分が幸せであることが必要不可欠だ。
親が幸せでなければ、子どもは幸せを知ることができない。自分が幸せになっていいんだと思うことができない。
親が幸せでいること。それが最高の教育だ。


あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。