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トレイルブレイザー

今回からは、「トレイルブレイザー」という一冊を紹介させて頂きます。
初回の今回はまず、トレイルブレイザーとは何のかというところからお話を始めていきましょう。


目次
  • トレイルブレイザーとは
  • トレイルブレイザーを目指す
  • まとめ

トレイルブレイザーとは

リーダーがチームや組織に期待して活用すべきマインドセットについて、私がこれまで読んだ中で最も素晴らしい内容が書かれていた。
「実践者たちは世界をより良くするために学びたいと思っています。恐れずに探求し、イノベーションを切望し、楽しみながら問題を解決して社会貢献もします。文化と多様性を大事にする人々であり、彼らはトレイルブレイザーなのです。」

トレイルブレイザーという単語の意味は、「草分け」という意味です。誰よりも早く物事を推し進める人のことで、パイオニアと似た意味になっています。
しかし、ここで語られるトレイルブレイザーには、社会を良くしていくという意思を持つ「草分け」のことを指します。社会を良くするために誰よりも早く挑戦する人、それがトレイルブレイザーです。

近年はイノベーションという言葉がよく取り上げられますが、イノベーション自体には何の意味もありません。そのイノベーションによって、どう社会が変わっていくのか、人びとにどんな影響を与えることができるのか、そこがイノベーションの本質です。
イノベーションを考える時、多くの人はまず技術を考える。色々な技術がある中で、それをどう組み合わせればイノベーションを起こすことができるのかばかりに着目する。
しかし、真のイノベーションとは、社会をどう変えたいかからスタートする。今の社会にどんな課題があって、それを解決すればどういう未来がやってくるのか。それによって、どれだけ社会が便利になるのか、人びとがどう幸せになるのか。そこから真のイノベーションが生まれる。
社会を良くするために、人びとをより幸せにするために、課題を解決する。そのためにはどんな技術を、どのように組み合わせればいいのかを考えるのである。

そうやって、社会を良くするために考え、誰よりも早く新しいことに挑戦する人。
それこそが、「トレイルブレイザー」なのです。