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「ONLYNESS」_5

反逆と主導

反逆とは、何かに立ち向かうこと。いっぽう主導するとは、なにかを唱道することだ。反逆とは「それはしない」と主張すること主導とは「それをやってみせる」と主張することだ。反逆とは権力に立ち向かうこと主導とは自分自身がひとつの権威になってみせることだ。つまり反逆者は攻撃し、リーダーは目標に向かって前進するのである。

反逆と主導。非常に興味深い考え方でした。
830はこれまでたくさんの考え方に対して、「固定観念だ」「間違っている」と否定してきました。しかしそれはここでいう主導のつもりでした。一方で、その行為は誰かにとっては反逆のように映るかもしれないと懸念していました。
ここで、反逆と主導の違いを整理できたことで、自分の行動に自信を持つことができました。

反逆とは、ある考え方に対して、それは違うと否定する、ただそれだけの行為です。
主導とは、ある考え方に対して、こうした方がいいと、自分の行動をもって示す行為です。

人に反対する時は、必ず代替案を持っていくというのは830が大切にしてきたことです。こんなことすらできていない人もたくさんいます。
ただ「そんなのだめだ」と主張するだけでは何も生まれない。反逆では何もいい方向に進まない。
「こういう方法はどうですか」、「こうしてみたらもっと面白くないですか」って提案する方がきっと価値がある。そして、案を出したからには最後まで責任を持つ。それが主導するということです。

主導すると大きな責任が発生する。だから、多くの人はできません。主導すれば、余計な仕事が増えます。やらなくてもよかった仕事が増えます。めちゃくちゃめんどくさいです。
だけど、責任を持ってやり遂げたなら、達成感があるでしょう。そして、きっとよりよい結果になるでしょう。誰かが責任を持って主導していくことで、社会はいい方向に進んでいくのです。
誰かに頼っていてはいけない。面倒な仕事を自分で生み出していくのです。「こんなことやらなくてもいいのに」という仕事に追われている時、きっとあなたは主導しているのです。社会をいい方向に進めているのです。そんな生き方を、働き方をしてみませんか。

まとめ

今回は、少数派の時の心の持ちようをクリティカル・マスという概念から紹介させて頂きました。そして、責任感を持って主導していくことで社会をよくしていくことができるというお話を致しました。
五回にわたって紹介してきた「ONLYNESS」はいかがだったでしょうか。
本当にたくさんの新しい表現に出会うことができました。
830の視野を広げてくれたいい本だったなと感じます。
是非皆さんも手に取ってみてください。


あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。