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パチスロのすすめ

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830は大学生の1,2年間程度パチスロで生計を立てている時期がありました。その経験から学んだことはたくさんあります。ギャンブル依存症などの問題で、パチンコやパチスロは敬遠されがちですが、830は一つの経験としてギャンブルをしてみるのもアリではないかなと思います
今回は、パチスロの経験、そこから得た学びについて紹介していきたいと思います。ギャンブルはダメっていう常識を一回取り払って、ゼロベースで読んで頂ければ幸いです。それでは始めましょう。

目次

  • 概要
  • 考察
    • 長期的視野とメンタルコントロール
    • 何のために働くのか
  • まとめ

概要

パチスロは稼げます。本気でやれば
パチスロの稼ぎ方は大きく分けて2パターンあります。設定狙いとハイエナです。
パチスロには設定というものが存在します。基本的に設定は1~6の6の6段階で設定が大きいほど客に優しくなっています。機械割という概念があって、パチスロを回し続けた時に、いくら手元に返ってくるかというのが機械割です。例えば、ある機種であれば、設定1の機械割が97.3%、設定6の機械割が119.2%となっています。つまり、同じ機種でも、設定1で打っていれば100万円入れた時に返ってくる期待値が約97万円になるのに対して、設定6で打っていれば返ってくる期待値が約119万円になるというものです。お店側は毎日開店前に設定を操作して、一日営業していきます。設定はお店側が自由に決める事ができますが、全部1にしてしまったら当たらないので客がつかない。逆に、全て6にしてしまったら損失が出る。だから、設定1~6を織り交ぜながら営業をしています。設定狙いをする人は、高設定を狙って立ち回っていきます。低設定と高設定は、高設定にしか出ない演出や高設定だけ出やすくなっている子役を見ることによって判別していくことができます。できる限り早く判別して、低設定の台は早く捨てて、高設定の台を長く打つことで利益を大きくしていくことができます。そのためにも演出や機種の特性などを常に勉強していくことが必要です。
もう一つの稼ぎ方がハイエナです。パチスロは1000回目で必ず当たりが出るというような天井が定められている機種があります。今何回連続で外れているかは表示されているので、もうすぐ天井に到達するなっていう台だけを打てば期待値をプラスにしていくことができます。例えば、1000回目で必ず当たる機種を、前打っていた人が600回連続で外れたところで辞めたとすれば狙い目です。というように、利益が出る台が空くのを待って、空いたら打っていくというのがハイエナです。各機種の天井を把握し、何回連続外れたところから打ち始める事ができるのかという事を覚えておけば、誰でも実践することができます。何回外れたところから打てば期待値がいくらになるのかという機種ごとのデータはすべてネットに落ちているので、新しい機種が出る度にググって覚えてしまえば大丈夫です。830はこの手法を実践して稼いでいましたが、実際時給換算したら1500円くらいだったと思います。
830が知っているパチスロでの稼ぎ方はこの2パターンです。どちらも稼げます。お金を稼ぐためだけであったら、パチスロをするっていうのも悪くはないと思います。しかし、どちらの手法を用いるにしても、機械割や期待値は長く打った時の数値であって、短期的に損失が出てしまうリスクは常に伴います。一日単位や一か月単位で負けることだってあります。それでもしっかりと手法を続けていけばプラスの期待値に収束していきます。短期的な負けでメンタルブレークしてパチスロを辞めてしまうと収支のマイナスが確定します。長期的な視野を持って長く続けていくことがパチスロでは重要になってきます。当然ながら、短期的な損失のせいで資金がショートしてしまうリスクも伴いますが、リスクを取る事によってリターンを得る事ができるというのは経済の本質ではないかなと思います。また、パチスロで稼いでいるから楽で楽しいっていう事もありません。機種が出る度に勉強しないと対応できなくなっていきます。打っている時も楽しいっていう気持ちではなく、仕事だって気持ちですし、むしろストレスになってきます。まあ、確かに当たっている間は脳汁が出て、刺激的ですけど、それ以外の時間は結構しんどいです。
830はハイエナをしていましたが、実際一人で稼げるのって月20万くらいがせいぜいなんですよね。けど、パチスロで年収1000万いく人だっています。それは何が違うかって言うと、人を雇っているという点です。自分で台を選んで打っていては月20万くらいが限界ですが、人にお金を払って代わりに打ってもらえば収益をさらに上げていくことができます。それが良いか悪いかはおいておいて、結局何においても利益を大きくするためにはマネジメントが大事になってくるんだと思うんです。パチスロで説明すると何言ってるんだって感じかもしれませんが、結局この点はビジネスにも繋がっていて、最終的に求められるスキルはマネジメント能力だと思うんです。人を雇うためには明確なビジョンと説得力が鍵になります。人を使う力を身に付けて、自分の価値を高めていかないといけないっていうのは、830がパチスロから得た学びの一つです。