2021年3月、クラウドファンディング「数学マップ」、114人の方々から334,500円をご支援頂き、人生マッププロジェクトスタート!

830の経歴_6(高校3年生)

 メリークリスマスです。

基本的に週2日のブログ投稿を目指しています。
年末は忙しく、このクリスマスの昼間に時間があったので、
ブログ投稿します。

今回は830の高校3年生について振り返っていこうと思います。

 

高校3年生

 受験を控えた高校3年生はめちゃくちゃ勉強してましたね。

前の記事でも述べたように、
軍隊のように忙しかった我が母校は、
高校3年生になると当然ながら、
夏休みも年末年始もありませんでした。

お盆は勉強合宿と名付けて、
一週間程度山に籠らされて、
朝から晩まで授業。

年始は1日に学校から、
みんなで初詣に行って、
帰ってきたら授業。

学校の文化祭も、
830達高3は別の校舎に集められて、
1日中模試を受けさせられるという、
かなりハードな日程組みをされてました。

今思えば、
そこまで830達を追い込むために、
先生方は非常に大変な思いをされていたのだろうなと思います。

830達は人生の中で一年だけですが、
先生たちは毎年そんな生活をしていると思うと、
本当に感謝しかありません

高校生という若い時に、
何か一つのものに打ち込める環境があったことは、
830にとって非常に良かったと思います。

日々の授業も、
月曜から土曜日、
朝の8:30から夕方18:00までみっちりでした。

それに加えて830は、
帰り際に毎日郊外施設のフードコートによって、
過去問演習を繰り返すという日々でした。

どこかの大学の、
数学1年分、理科1年分、英語1年分とかを、
時間測って演習して、
復習するのを3時間くらいかけてやっていました。

日曜日も、
朝10時からそのフードコートに行って、
1日中、端のカウンター席を陣取って、
東大の過去問1年分を時間測って解き続けて、
19時くらいから復習に入って、
22時の閉店に合わせて帰るみたいな生活でした。

問題集をこなすのではなく、
過去問をするようにしていたのは、
830の経歴_4(高校2年生)でも述べたように、
演習する分野が偏らないようにするためです。

問題集をするとどうしても、
前から順番に解き進めてしまうんですよね。

それって前の方の問題には強くなっていくんですけど、
途中くらいでいつも難しくなってやめちゃって、
いつまでたっても後ろの方の勉強が進まない、
ってことになっちゃいがちなんです。

なので、過去問を解くと、
幅広い分野の問題をまんべんなく解くことができるのでお勧めです。

さらに、
この大学の問題が解けた、
という自分のレベルの確認や自信にも繋がっていくと思います。

830は、
防衛医科大学東京大学理科一類を受験しましたが、
高校3年生の間で、
防衛医科大学10年分
東京大学理科一類10年分はもちろん、
京都大学北海道大学九州大学大阪大学神戸大学
早稲田大学・慶応大学など、
様々な大学の様々な過去問を解きました。

大学によって出題方法も違いますし、
求められる能力も異なってくるので、
様々問題の傾向に触れる事ができました。

自分の目標とする大学の問題ばかりを意識するのではなくて、
様々な問題を解いて、
様々な刺激に触れる事が、
習熟度に直結していくと思います。

受験については、
悩むことがとても多いと思います。

830もたくさん悩みましたし、
東京大学を受けるという事について、
めちゃくちゃ反対されて、
とてもつらい思いをしたことを覚えています。

そういった所については、
次回の記事で紹介させて頂きたいと思います。

高校3年生の時にどのような事を意識していたのか。

考察に移りたいと思います。

考察

830が高校生活をする中で、
大切にしていたのは、

群れない
清廉潔白に生きる

の2つです。

群れない

高校生とかの時って、
やっぱり友達とわちゃわちゃ騒いでいるのが楽しいし、
高校のコミュニティがプライオリティのトップになってて、
正直、
「どこどこの大学に合格したい」という気持ちよりも、
「誰々に嫌われたくない」みたいな気持ちの方が、
強い人が多いのではないかなと感じます。

別にそれが悪いというわけではないですけど、
「どうしてもここの大学に行きたいんだ」
っていう気持ちがあるのであれば、
友達に嫌われるくらいのことを恐れていてはいけないと思います。

友達の誘いを断ってでも、
勉強しなければいけない時はありますし、
話が盛り上がっても、
勉強しないといけないから先に帰るわって言わないといけない時もあります。

何かを得るためには、
何かを犠牲にしなければいけないという強い覚悟が必要だと思います。

勉強は誰かと一緒にできるものではありません。

自分一人でやらなければいけないものです。

自分と向き合っている時間が長ければ長いほど、
効率よく勉強を進めていくことができるんです。

群れていてはいけない」んです。

しかし、付け加えておくならば、
「この大学に行きたいから努力するんだ」
って強い意志を持って行動して、
しっかりと成績を残していけば、
みんなあなたに憧れていくと思います。

嫌われるというより、
むしろ尊敬の対象になっていくでしょう。

特に受験生の時って、
勉強できるだけですごいって言ってもらえますし。

誘いを断ったくらいで嫌ってくるような人とは、
こちらから願い下げするくらいの気持ちで生きていた方がいいと思います。

そういった人たちは、
何かに打ち込むことができない、
努力できない自分を、
慰め合っているだけです。

世界は広いです。

高校のコミュニティは狭い狭いコミュニティです。

頑張っている人を応援してくれる人、
常に自分を磨こうとしている人、
誰かのために必死に努力を続けている人、
この世界にはポジティブで貴い人がたくさんいます。

高校生はみんなまだまだ若いので、
必然的に、
そういった人の比率は下がってしまいますし、
ネガティブなパワーがマジョリティを占めてしまいます。

若く、考えが浅く、ネガティブな感情にとらわれた人たちに、
流されていてはいけません。

独りで勉強を続けるのは簡単な事ではありません

しかし、
そこで身に付けた力はきっと将来役に立ちます。

努力してください。

群れずに、自分が求めるもののために打ち込んでください。

そう行動している間にできた仲間は、
本当の仲間です。

ポジティブで、
互いを尊重し合えるようなコミュニティを作ってください

清廉潔白に生きる

もう一つ大切にしていたのは、
ルールを守る
という事です。

かなり当然のことですが、
当然のことを実行するのが一番難しい。

どんな小さな信号もしっかり守る。

ごみを見つけたら拾う。

何か落とし物を拾ったら交番に届ける。

当然のことを意識的にやりました。

意識しないと簡単に破ってしまいます。

受験は最終的には神頼みです。

センター試験なんて最後は運ゲーです。

その運ゲーの1問、2問で合否は変わります。

最後の最後に神様に見捨てられないように
「清廉潔白に生きる事」
830はとても大切にしていました。

勉強とはかけ離れた宗教的な内容になってしまいましたが、
受験に限らず、
人生も最終的には運ゲーだと思います。

家を買って、
死ぬまでその家に住めるのか、
買った次の日に台風で飛ばされるのか、
それを決めるのは神様です。

神様に見捨てられないように、
しっかりルールを守って生きていく、
当然ですが、
とても大切な事だと830は思います。

神様に見捨てられないように、
830達にできる事はそれくらいしかありません。

だからこそ、
今の1分1秒を、
恥じる事が無いように生きていきたいものですね。

 

まとめ

群れないこと、
清廉潔白に生きていくこと、
これらは受験に限らず、
人生の中でとても大切になってくる考え方だと思います。

是非一度考えてみてください。

高校生の自殺やいじめなどが多く報道される昨今ですが、
830なりの考え方を発信したいと思います。

苦しんでいる学生にいつか伝わってくれればいいなと思います。

若い人が集まる高校や中学というコミュニティは、
まだまだみんな勉強が足りず、経験が足りず、
厳しい世界、難易度の高いコミュニティになりがちです。

その世界がすべてだと思わないでください。

もっとポジティブな力に溢れたコミュニティは、
たくさん広がっています。

もし苦しくなったら、
その難易度の高いコミュニティから抜け出してください。

そして、
違うコミュニティに触れてみてください。

たくさん経験を積んだ、
たくさん勉強をしてきた大人の世界に触れてみてください。

きっと、
今まで味わったことがないくらい、
自分を認めてくれて、
自分を応援してくる人たちがたくさんいるはずです。

もっと難易度の低いコミュニティが、
この世界には溢れています。

今はネットが広がって、
誰でも簡単に自分の部屋から世界を見に行く事ができるようになっています。

苦しくなったら自分の部屋に引きこもってください。

校舎や地元といった世界なんて狭い狭い世界です。

自分の部屋のネットの世界の方がずっと広い世界です。

その中で尊敬できる人、
楽しいと思えるコミュニティを見つけて、
実世界に落とし込んでいけばいいんだと、
そういう時代になっているんだと、
830は思います。

厳しい言葉に受け取らないでもらいたいですが、
学校に行って苦しい状況を我慢するのか、
みんなにもうやめてくれと直談判するのか、
親に言って訴えてもらうのか、
自分の部屋に引きこもるのか、
あなたにはたくさんの選択肢があります。

どの選択肢を選ぶかはあなた次第です。

あなたにしか決められません。

しかし、
どの選択肢を選んだとしても、
覚悟をもって、
ポジティブに未来を想像して生きていけば、
必ずいい方向に人生は進んでいきます。

一つの選択肢を選ぶのは勇気がいる事だと思いますが、
選択肢自体に正解・不正解があるわけではありません。

大切なのは、その選択にあなたの覚悟があるかどうかだけです。

覚悟を決めて決断してください。

830を含め、
多くの人たちがあなたのその選択を応援しています。

P.S.

高校時代を思い出していると、
830の勉強方法を是非とも発信したいと思ってきました。

元々ブログの予定にはありませんでしたが、
830がやっていた勉強方法、
おすすめの勉強法なども紹介していこうかなと思います。

よければ見てみてください。