変化できるものだけが生き残る

現代アートの主役はあなた

現代アートの一方の主役は、じつはあなた自身である

いま「現代アートの主役はあなた」としてしまったが、ほんとうは、このことは何も現代アートに限ったことではなく、アート全般あるいはもっと大きな広がりをもって通することのはずである。大変大切な認識だと思うので、大いに自負をもって、遠慮することなくどっしり構えていただきたいと思う。

アートの半分は作者が何を思って描いたかで決まる。もう半分は、私たちがそれを見てどう感じるかで決まる。
アートと聞くと、絵をかいた、彫刻を彫ったりと、作者の方ばかりに目がいってしまう。しかしそれはアートの半分の側面にすぎない。アートを見て何を感じるかは、何を思って作者が描いたのかと同様に重要である。鑑賞者というもの同様に重要なのである。
作者と鑑賞者の双方の繋がりによってアートが完成する。どれだけ作者のスキルが高かろうが、鑑賞者のスキルが低ければ、いい作品にはならないのである。

これはアートに限った話ではない。
この世の中の事象は常に二者の関係によって形づくられる。商売にしたってそうである。買い手と売り手の双方の繋がりがあって、ビジネスが成り立つ。教育にしてもそうである。教師と生徒、双方のコミットあって初めて授業が成り立つのである。

ぜひアートから双方向的な価値観を学んでほしい。
あなたに何か問題が起きた時、必ずあなたに50%の原因がある。だからこそ、問題が起きた時は人のせいにせずに、どうすれば同じような問題が起きないようになるのか、自分を見つめ直してほしい。
同様にあなたに何か問題が起きた時、必ず50%は外部に原因がある。だからこそ、思い悩まないでほしい。すべてを自分で抱え込まないでほしい
辛い時は人のせいにすればいいし、調子に乗っている時は反省すればいい。アートから学んだこの考え方をフルに使って、人生を楽しく謳歌していこうではありませんか。

まとめ

世の中はグレーなものばかりです。
正解・不正解が明確になっているものなんてありません。白と思う人もいれば、黒だという人もいる。
大切なことは、自分がどう思うかです。あなたが正解だと思うことをすればいい。自分の感性を信じてみればいい。人生を歩んでいく上で正解なんてないのだから、あなたがどうしたいかだけを考えていればそれでいい。
周りなんか気にしない。

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