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「転職の思考法」のすすめ_5

好きなことを見つける方法

好きなことを見つける方法
1:ほかの人から上手だと言われるが「自分ではピンとこないもの」から探す方法
2:普段の仕事の中で「全くストレスを感じないこと」から探す方法

最近は「好きなことを仕事にしろ」みたいな論調が多いです。しかしそんな中で、好きなことが見つからないという人も多いのではないでしょうか。本書では、好きなことの見つけ方を二つ紹介してくれています。

好きなことは、「他人から上手だと言われるがピンとこないこと」もしくは「全くストレスを感じないこと」から探すといいそうです。
「好きこそものの上手なれ」。好きになれば、何でも上手になるということです。逆に考えてみれば、上手なことは好きなもののはずです。特に、上手だと言われるのにピンとこないことは好きなことであることが多い。なぜなら、意識的に上手になろうと努力したわけでもないのに上手なものというのは、きっと深層心理で自分が好きだと思っているものに違いないからです。
また、好きなことをしているとストレスを感じないはずです。たいていの人がストレスを感じるところで、自分はストレスを感じないということがあったとすれば、それは好きなことなのかもしれません。

一つ大切なことは固定観念に囚われないことです。好きなことというと、スポーツや読書、飲み会や旅行みたいなものがすぐに頭に浮かんでしまうでしょう。しかしそんなものばかりではないかもしれない。あなたの好きなことは、勉強かも知れないし、トイレ掃除かも知れない。ボーっと公園の椅子で座っていることかもしれないし、いろんな石を集めることかもしれない。
好きなことはどんなことか分かりません。人それぞれ色んなものがあるはずです。スポーツが好きだって言っている人だって、周りに流されてそう思っているだけで、本当は一人でクラシック音楽を聞きながらお酒を飲むことが好きなのかもしれない。
固定観念や周りに流されることなく、自分が本当に好きだと思っているものを見つけましょう。その一つのヒントになるのが、「他人から上手だと言われるがピンとこないこと」もしくは「全くストレスを感じないこと」なのです。

社会からの目などどうでもいい

社会からの目など、死ぬ間際になると本当にどうでもいいことだ。どこの学校を出た、どこの会社に勤めた、そんなものは死を間近にするとまったく無意味だ。君がまだそのことを考える段階にいないなら、変わる必要はない。だが、もしも、君がやりたいことをの種を見つけ始めたのだとしたら、決してその小さな種を殺してはいけない。そのやりたいことを大きくしていくプロセスを大事にしろ

自分が生きたいように生きる。
それが人生を最大限に楽しむ唯一の方法だと830は考えています。そのためには、社会からの目など気にしてはいけない。周りからどう見られるかを考えながら生きるというのは、周りの人のために人生を消費することに他ならない。かけがえのない人生を他人のために使うなんてもったいない。
他人に「やめておけ」と言われようが、自分のやりたいことがあるなら突き進むべきだ。だって、自分の人生は自分だけのものなのだから。

上司に、会社に何と言われようが、やりたくないことならやらなくていい。自分がやりたいと思えることだけをやればいい。上司に対して「ノー」というためには、転職という選択肢が不可欠だ。
自分がいきたいように生きるためには、転職という選択肢が不可欠だ。だからこそ、全ての人に選択の思考法を身につけてほしい。これからの時代、転職の思考法は必須のスキルとなるだろう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
5回に渡って紹介してきた転職の思考法でしたが、学ぶことの多い面白い本でした。物語調で展開される本書は、ビジネス本をあまり読まない方でも読みやすい一冊になっているのではないでしょうか。
興味を持って頂けましたら、ぜひ手に取ってみてください。


あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本を購入の上、ご一読ください。
今後も宜しくお願い致します。