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「東京改造計画」のすすめ_1

子供に電子教科書を

昔からランドセルは「ピカピカの1年生」の象徴として語られる。
(中略)小さな小学一年生が、およそ身の丈に合わないバカでかいランドセルを背負い、歩いて学校に通うのはあまりにもスマートじゃない。
(中略)
体重30キロもない小学3年生が、自分の体の3分の1に相当する大荷物を持って通学する。修行、苦行どころか、ほとんど拷問や虐待のレベルだ。
(中略)
文部科学省が予算をつけ、子ども1人につき1台ずつ「電子教科書」としてのiPadやスマホを買い与えればいいだけだ。

小・中・高いずれをとっても通学バッグ重すぎる。830の兄がそうでしたが、朝が苦手な学生は、全ての教科書をカバンに詰め込んでいる人もいるのではないでしょうか。そんな人のかばんは信じられないくらい重い。毎日おもりを背負って通学しているようなものです。高校生とかならまだしも、それが小学生となると、どう考えても社会問題です。
教科書を全て電子化できれば、こんな問題簡単に解決できる。ぜひ教科書は早急に電子化するべきでしょう。

コロナの時代になって、教育のデジタル化の裏で教育格差が大きな問題となっている。教育格差が生じてしまうかもしれないからオンラインの授業を行うこともできないと。同じように、この教科書の電子化にも反対する人が現れるでしょう。
しかし830は、教育格差是正のために、教育を受けられる人がその機会を奪われるというのはおかしいし、社会全体としても損失が大きすぎると思います。オンライン教育を受けられない人には申し訳ないですが、そんなこと気にせずに教育を進めていくべきです。下の人に合わせて、全体の教育レベルを下げるなんて絶対におかしい。

コロナ以前から教育格差はありました。義務教育で受ける教育なんかで教育の質は担保されていませんでした。教育格差は塾や予備校で生まれるものです。公立校に行くのか、私立校に行くのかで生まれるものです。教育格差をなくすなんて不可能ですし、教育のオンライン化のせいで生まれたものでもありません。
そんなもの気にしていても仕方がないし、これまでも気にしてこなかったのではないでしょうか。教育を受けられる人が思う存分教育を受けられる環境を作っていくべきでしょう。その中で少しでも優秀な人材が育っていってくれれば、日本を、世界を引っ張っていってくれるかもしれない。その芽を摘むなんてことは理解ができない。

しかし、注意してほしいのは、教育格差は問題ではないと言っている訳ではありません。みんなが十分に教育を受けられる環境の方が望ましいというのは当然です。
830が言っているのは、教育格差を生じないようにするために教育を停止し、優秀な人材が育つ可能性を下げるというのは社会全体にとってマイナスだということです。
教育格差は大きな問題ではありますが、それを制度的になくしていくのは難しい。じゃあどうするのか。
教育の中でしっかりこの教育格差を認知させる。そして、全ての人に問題意識を持たせることが大切です。優秀な人材が、幸運にも良質な教育を受けられたということに感謝し、その幸運をそうでなかった人に還元できるような社会になればいいなと思います。
こういった社会を作っていくためにも、優秀な人材は絶え間なく育っていかなければいけません。優秀な人材が、教育格差という問題に本気で向き合い、その格差を何らかの形で還元することで、人生トータルの格差を小さくしていくことはできるのではないかなと思います。

まとめ

今回は、堀江さんが都政改革で掲げる「3S」というテーマについてまずお話させて頂きました。
そして、その中の一つの提言である、教科書のデジタル化についてお話させて頂きました。
教育格差について830の考えも紹介させて頂きましたが、テレビなどを見ていると、教育が社会的にマイナスな方向に進んでいってしまっていると感じます。優秀な人材が一人でも多く育つ環境を作り上げることが、社会全体としてプラスに進んでいくと830は考えています。
これまでの教育に加えて、自分の力をどう社会に還元していくのか、社会貢献していくのかということを考えさせる教育も必要不可欠だとは思いますが。

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あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。