- TALA
- まとめ
TALA
「わかったかね?攻防一体の動きを棒の円運動の中で攻撃と防御が瞬時に入れ替わる。ファシリテーターは脳内でこの動きを絶えず繰り返しているんだ。それをT・A・L・Aと言う。」
TALAを高速回転させよ
Tell-Ask-Listen-Analyze
この4つの基本機能を徹底的に鍛え、局面に合わせてスピーディにフル回転させる。
この習慣が身についていれば、突然のファシリにも対応できる!
事実を述べる
それに基づいて質問する
みんなの意見を聞く
分析する
これの繰り返しがファシリテーターの仕事が。この4つをすべてうまくできればいい会議を行うことができる。
重要になる事実を提示し、的確な質問を投げかける。意見を出しやすい雰囲気を作って確かにみんなの意見を聞き取り、それらを踏まえて次の議論に移っていく。
言葉にすれば簡単なことだが、実践となると難しい。流れるように進んでいく議論の中で、的確に身のこなしを切り替えていくのは至難の業だ。だからこそ、日々意識して訓練する必要がある。ファシリ力について考えたこともない人が、有意義で効率的な会議を主催できるはずがない。
だからこそ、全ての人に一度ファシり力について考えてみてほしい。
Tell・Ask・Listen・Analyzeの動作に注目しながら、会議に参加してほしい。どんな身のこなしが円滑な会議に繋がるのか、現状の会議には何が欠けているのかをみつめ直してみてほしい。会議の基本を見詰め直してみてほしい。
会議はどんな会社にも必要不可欠で、山積されている時間だろう。だからこそ、その時間をうまく利用する方法を考えることは会社のベースをグッと引き上げてくれる。目先の議題の解決よりも、ファシり力の習得がずっとずっと大切なのではないだろうか。
まとめ
どこの会社でも時間がない、時間がないと目の前の案件に追われているのではないだろうか。しかし、目の前の案件よりも大切なことがある。それが社会人としてのベーススキルだ。
全ての仕事の根底にあるベーススキルを磨くことで、あらゆる仕事の効率が上がっていく。指数関数的に時間が生まれる。
速読を身につけたり、タイピングを早くしたり、プログラミングを学んだり、コミュニケーションを高めたり、論理的思考力を磨いたり。そんなベーススキルの中の一つがファシリ力である。
しかし、このベーススキルに乏しい社会人がたくさんいるのが現実だ。だから、どんな会社でも時間が足りないと嘆くことになる。ファシり力を高め、会議の質を上げることができれば、日々仕事に費やしている時間を圧倒的に短縮してくだい。
ぜひファシリ力について本気で考えてみてください。ベーススキルを身につけるのは若ければ若いほど、その効用を長く受けることができるという点も非常に大切なポイントです。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
また、2月より行いましたクラウドファンディングを多くの支援者のお力の下、大成功で終えることができました。ありがとうございました。
人生のマップを作ろうと活動しておりますので、ご関心持って頂けますと幸いです。よろしくお願いいたします。