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「独学の技法」のすすめ_3

自分がもっているもの

多くの人は「自分が持っているもの」を活かそうとせず、「自分が欲しいもの」を追求してしまう。でも、そうやって追求したものが、その人のユニークな強みになるかというと、これはもうまったくならないんですね。
もっとも大事なのは、「自分がすでに持っているもの」を、どのようにして活用するかを考えることです。

自分の才能に気付くことって本当に難しいですよね。自分ができることは、当たり前だと思ってしまう。そして、自分は何の才能もないって卑下してしまう。無駄に謙虚さとかを称えられる日本では特にこういう人が多くなってしまうように感じる。

東大に受かる前は、東大に凄い高い壁を感じていて、「東大に行く人って頭いいんだろうな」って思っていたけど、一回東大に入ってしまうと、「東大なんて勉強すれば入れるから、何の意味もない」って思ってしまう。
人は常にないものねだりで、得たものに対して価値を感じることができなくなってしまう。
だから、みんな自尊心を欠いてしまう。

給料とかにしてもそうで、学生の頃は月20万あったらいいのになーって思っていたのに、社会人になって20万をもらうようになったら、20万なんかじゃ足りないなって思うようになる。月30万、いや50万、年収1000万みたいな感じで。
いつまでたっても満足できない、ラットレースにはまっていく。

自分ができる・できない、自分が持ってる・持ってないは抜きにして、客観的に「能力に価値があるのかどうか」を考えられるようにならないといけないですね。
そして、無駄に謙虚な気持ちもいらない。言霊ってあるんで、謙虚な言葉を発している内に自信を失っていく

だから、830は「東大卒なんでめちゃ頭いいですよ」って言うようにしてる。頭がいいって曖昧な表現ですけど、頭の回転の早さ・論理的に物事を考えられる力は、日本の上位1%には入っていると自負しています。
どうなりたいを考える前に、自分が何を持っていて、それを最大限活かすにはどうしていけばいいのかを考えることが大切。

830は頭の回転の早さ・論理的に物事を考える力がありますが、全ての人にそれぞれの強みがあると思います。多くの人は「私なんて」っていうと思いますが、それは自分の才能に気付けていないだけ。絶対、日本の上位1%に入るような才能がある。
それは、人の話を聞く力かもしれませんし、人を応援する力かもしれません。一日中ボーっと過ごす力かもしれませんし、一日中寝る力かもしれません。今の常識ではこんなの何の役に立たないって思えるような力でも、希少価値の高い力であったなら、きっと人の役に立てることはできると思います。考え方次第で。
少なくとも、一日中ボーっと過ごしたり、一日中寝る力ってすごいと思います。830には絶対できない能力なんで。830のように、その力を羨ましがる人はたくさんいます。自分を卑下せず、自分の能力の可能性に目を向けてみてください。
こんな人になりたいと思う前に、今の自分の強みを見つけてみてください。「ない」というのは、自己分析ができていない証拠です。
無いものねだりはやめて、本気で自分と向き合いましょう。

まとめ

今回は、「独学の技法」の最終回として、賢者の考え方を紹介させて頂きました。
賢者は歴史から学ぶ。
賢者は持っている能力を最大限活用する。

830の歴史という教養を少しずつ学んでいこうと思います。
そして、どうなりたいかと同じだけ、自分が何を持っているのかについて、改めて目を向けてみようと思います。

本を読んで感化されているだけでは、何も人生は変わらない。
少しずつでもいいから、何かの行動を起こさないといけない。

とりあえず、前回の記事に書いたように、830は今クラシック音楽を聴きながらブログを書いています。
芸術という教養を身に付けるために笑。

あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご了承の上、ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。