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830の数学_2_3_図形と方程式

2-3-5 円と直線

2-3-5-1 円と直線の共有点

円と直線の共有点もグラフ上での交わりの点を考えることになります。
円と直線の関係は、共有点なし・接する・2点で交わるの3つがありますが、グラフ上でそれぞれどのように表されるのか確認しておきましょう。

2-3-5-2 円と直線の位置

円と直線の位置関係を考える時は、円の中心と直線の距離を考えることになります。

円と直線の位置関係

円の中心と直線の距離によって、円と直線の位置関係は以下のように分類される。ただし、円の中心と直線の距離をd、円の半径をrとする。

  • d > rの時、円と直線は共有点を持たない
  • d = rの時、円と直線は接する
  • d < rの時、円と直線は2点で交わる

2-3-5-3 円の接線の方程式

円の接線は以下のような公式から導くことができる。しっかり覚えておきましょう。

円の接線の方程式

円:(x-a)2 + (y-b)2 = r2 上の点(x1, y1)における接線の方程式は以下のようになる。

(x1-a)(x-a) + (y1-b)(y-b) = r2