2021年3月、クラウドファンディング「数学マップ」、114人の方々から334,500円をご支援頂き、人生マッププロジェクトスタート!

830の社会人生活_43_時間的余裕

時間についてあまり考えない人は、「働いた分だけお金が支払われるならいい」と考えるかもしれない。その従業員の言葉を利用して、お金で人を働かせ続ける。働かされている人は、働くことで精一杯で、自分の状況を振り返る余裕すらないのである。

ある別の会社の人が言っていた。「俺の会社はめちゃくちゃ残業が多いけどブラックという訳じゃない。働いた分だけしっかり給料を払ってくれるから。」
サービス残業で、タダ働きされる会社だけがブラック企業なわけではない。お金で人を利用し続ける会社も十分ブラック企業だろう。従業員に考える暇すら与えずに、仕事に没頭させる手口はより巧妙と言える。

830は大学時代に居酒屋でアルバイトをしていた。そこで働いている人たちは、10:00に出勤し、夜中の2:00までお店で働く。そして次の日も10:00に出勤する。それが週6だ。
みんな仕事のことしか考えられない。会社は従業員に、今の働き方を、今の会社を評価するスキすら与えないのである。人はこうやって社会構造の中で、自分の意図と反して貧乏になってしまうのかと感じた。
なんとも巧妙な手口だ。