資本主義の崩壊

生きていくためにお金は本当に必要だろうか。
お金があればすべての物事はうまく回っていくのだろうか。
お金は誰しもが追い求めないといけないものなのだろうか。
お金とは一体何なのか。

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信用持ち

インターネットで世界中が繋がり、クラウドファンディングやオンラインサロンといった「信用をお金化するための装置」が完成した現代でも、やはり、お金が一番力を持っているのか？
お金を持つ人間が一番力を持っているのか？

その問いに対する僕の答えは「NO」だ。

理由は、お金を信用に両替することはできないが、信用をお金に両替することはできるから。

「信用持ち」は現代の錬金術師だ。

これまでの時代は、多くの人が「お金持ち」に憧れて、お金持ちを目指して働いてきた。しかし、今の時代は「お金持ち」よりも「信用持ち」の方が価値が高いと西野さんは言う。お金は信用によっても手に入れることができるが、信用はお金を使っても手に入れることができないからである。
「信用持ち」は同時に「お金持ち」になることも可能であるが、「お金持ち」は必ずしも「信用持ち」になることはできない。

信用というのはそう簡単に手に入れられるものではないことが重要である。「信用持ち」になろうとしても簡単に「信用持ち」になることはできない。それは「お金持ち」と同様である。何が言いたいかというと、世の中に溢れる「お金持ち」を目指す人たちが、「信用持ち」になることは限りなく不可能に近いということだ。お金を追い求めて日々を過ごしている中で、たまたま信用を手に入れられるという可能性は限りなく低い。
だから私たちは「信用持ち」を目指していくべきなのではないだろうか。「信用持ち」を目指し、「信用持ち」になれたならば、必然的に「お金持ち」になることは可能であるのだから。

では、どうやって日々を過ごしていけばいいのか。「信用持ち」になるためには何が必要なのか。それはあまりに当たり前のことの積み重ねである。
嘘をつかない、不正をしない、ルールを守る、挨拶をする、笑顔でいる、ポジティブでいる、周りに気を配る、悪口を言わない、などなど。何一つ難しいことはない。しかし、当たり前のことを当たり前にこなすことが何よりも難しいのである。
こういう当たり前のことを当たり前にするためにも環境作りが大切だ。自立して自分の意見を言える状態にする。楽しいと思える仕事を選ぶ。人の悪口を言う人とは距離を置く。一つ一つ自分は今どんな環境にいるのか考えてみてはどうでしょうか。

まとめ

給料がいいからとしたくもない仕事をしている人がいるかもしれません。しかし、そうやってお金を手に入れる代わりに、毎日会社の愚痴を言ったり、上司の悪口を言ったり、暗い顔で日々を過ごしていると、どんどん信用を失ってしまう。目の前の些細なお金のために、将来的な多額のお金を手放してしまっている。
人生トータルで考えた時に、自分はどの選択をするべきなのかを考えてみてはどうでしょうか。その一つの指標として信用というものがあるのです。

資本経済は終わりを告げ、信用経済へと移行していく。
早く次の時代の波に乗れ！

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