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戦争を繰り返さない

断れない日本人

欧米人の断り方との一番の違いは、相手の申し出やアドバイスを否定したり断ったりする時、日本人は原罪にも似た(人によっては微かな、またはとても大きな)痛みを感じることです。欧米人のように、にっこりと微笑みながら、気楽に断ることがなかなかできない(中略)
逆に言えば、私達日本人は、自分が生きる「世間」の中で、精一杯、その世間に相応しい人間として振る舞おうとするのです。

断ることが苦手な日本人の性格が、特攻隊にマッチしたのかもしれない。死ぬと分かっていたとしても断ることができない、それが日本人だ。それが日本人の良さであって、弱点である。
自分がどう生きるのではなくて、周りの人にどう思われるのかを優先してしまう。むしろ、周りの人にどう思われるかのために生きることが、自分の生き方だと考えている。だから、特攻を命じられれば、軍人として甘んじて受け入れるのがあるべき姿だと考えるのである。

しかし、大切なことは、自分が思っているほど周りは自分に興味がないということだ。特攻隊を命じられた者は、苦虫をかみしめる思いでそれを受け入れただろう。しかし、軍からとってみれば、それは単なる軍人の一人に過ぎない。誰も思い入れなんて持ってないし、感謝だってしていない。どれだけ新聞に取り上げられて話題になろうが、そんなものはすぐに忘れさられる。その一軍人が称えらえているのではなくて、話題になるストーリーが取り上げられているにすぎない。
そんなもののために人生を犠牲にするなんて間違っている。周りに合わせるのではなくて、自分がどうしたいのかを大切にするべきだ。もし自分の思いと違うのであれば、気にせず断るべきだ。

もう一度言おう。周りは自分に興味がない。
あなたが断ったところで誰も困りはしない。また違う人を見つけてくればいいことだ。了承したところで感謝もされはしない。ラッキーと思われるだけである。
だからこそ、人のことを思って選択するなんてことは無駄である。自分のことを一番思い、大切にしているのは間違いなく自分だ。自分のことを最優先して選択を下していけばいい。それが自分の人生を生きるということだ。

まとめ

本書を通して、改めて戦争について考えさせられました。
痛ましくも特攻隊として命を絶っていった人々の存在を知ることで、戦争を繰り返してはいけないということを再確認しました。
本書は特攻隊に選出されながらも生き延びた佐々木さんをもとに製作されています。軍からの指示にはむかって生き続けるというのはどれだけ大変なことだったのでしょうか。それでもそのおかげで、こうして戦争の痛ましさを知ることができている。戦争を繰り返さないということで、特攻隊として命を失った方々や佐々木さんへの弔いとなれば幸いです。


あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。