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幸せの定義を持たない人が、幸せになることは決してない

答えを見つける力から答えをつくるちからへ

論理的思考とアート思考はどのように区別されるのでしょうか。
本書では太陽と雲をベースに、論理的思考は「太陽を見つける力」、アート思考は「雲をとらえる力」と説明されています。

太陽はどこにいるのかというのは一意に定まります。決まった答えをみつける力、それが論理的思考です。
それに対して雲をどうとらえるかは一意に定まりません。同じ雲を見て、「犬」と思う人もいれば、「猫」と思う人もいるでしょう。答えのない曖昧な問題に対して、自分なりの答えをつくる力、それがアート思考です。

これまでは論理的思考が求められてきました。売り上げを大きくする、事業を大きくするということが問題で、そのための答えを探していたのです。
しかし、これからの時代は違います。売り上げを大きくすること、事業を大きくすることを誰もが求めている訳ではありません。事業が小さくとも安定して生活していけるならそれでいいし、やりがいを感じて働けるならそれでいい。
みんながみんな、出世レースのために同じゴールを目指して走っていた時代とは違います。四方八方にやりがいを求めて走っていく。自分なりのゴールを求めて走っていく時代になったのです。

そんな時代の中で、幸せを感じるために重要なことは、自分なりの幸せの答えをつくることです。お金持ちになれば幸せなわけじゃないし、社長になれれば幸せなわけじゃない。自分は何がしたくて、何ができれば幸せを感じることができるのか。自分なりの幸せの答えをつくれなければ、決して幸せになることはないのです。
自分なりの答えをつくる力を養うために必要なのがアート思考です。ぜひこの一冊を通して、アート思考を感じてみてください。

まとめ

今回はアート思考とは何のかについて考えてきました。
自分の感性を信じて、自分なりの答えをつくるのがアート思考です。
幸せになるためには、「幸せとは何なのか」、自分なりの答えを持つことが必要不可欠です。
「自分にとっての幸せとは何なのか」が分かっていない人が幸せになることは決してありません。幸せになるためには、自分なりの答えをつくる能力が必要不可欠なのです。
ぜひアート思考を学んでください。これからの時代、幸せな人生を過ごすためには欠かせないスキルの一つではないでしょうか。


あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。