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「転職の思考法」のすすめ_3

マーケットバリューと給料は長期的に一致する

マーケットバリューと給料というのは、時間差で一致する。上山や本間部長の問題のひとつは、マーケットバリューよりも給料をもらいすぎていたことなんだよ

人の市場価値と給料は生涯を通して一致すると本書では語られています。多くの社会人は、自分の市場価値以上の給料をもらっている。しかし、その給料は頭打ちして、最後には市場価値に落ちつくのかもしれません。本書に出てくる上司の上山や本間部長は、内部告発という仕打ちを受けました。それによって、これまで余分にもらってきた給料以上の痛手を負うことになったかもしれません。

市場価値と給料は長期的に一致するということを考えれば、常に830たちは自分の市場価値を高められるように選択していかないといけない。会社選びにおいても、自分の市場価値を高められるところに身を置けるようにしないといけない。どこの会社に身を置けば成長していけるのかというのは、年齢によっても、自分の立場によっても大きく異なってくるはずです。そういった意味で転職というのは必要不可欠な選択であって、敬遠されるべきものではありません。
ひとつの会社に尽くすというのもいいかもしれません。しかしそれが、単なる依存状態になってしまっているのだとしたら、決して健康とは言えません。自立した一個人として会社に奉仕することができなければ、最大のパフォーマンスを出すことはできないですし、そんな社員を会社は望んでいないでしょう。

金魚の糞として会社に依存していくのか、ジョッキーとして会社を鞭打っていくのか。本当に社会から必要とされる人材はどちらなのでしょうか。

まとめ

今回は、市場価値と給料について考えてきました。
『大きな会社にいる人間ほど、実力以上の給与をもらっている』
というのは非常に印象的な言葉です。

目先の給料ではなくて、市場価値を高められるように選択していきましょう。
それが人生トータルとして最もお金を稼げる道であるとともに、社会に一番貢献できる道なのだと思います。
そういった意味で、自分のためにも、社会のためにも、転職という選択肢を全ての人が持っておくことが必要なのではないでしょうか。


あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本を購入の上、ご一読ください。
今後も宜しくお願い致します。