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「第四次産業革命」を生き抜く_考察

新しいリーダーシップのための考え方

第四次産業革命を生き抜いていくために必要なリーダーシップとして、この一冊の中では4つのポイントを挙げています。

  • 技術よりもシステム
    一つ一つの技術よりも、その技術によって社会システム全体にどんなインパクトを与えるのか大きな視点で考えていかないといけない。
  • 権限剥奪ではなく、権限移譲
    この考え方はよく分からなかったです。まずそれぞれの言葉の意味がよく分からない。技術革新に順応していこうというマインドよりも、どういった世界を作りたいのか、そのためにはどんな技術革新を起こしていかないといけないのかを考えていかないといけない、と830は認識しております。
  • デフォルト設定ではなく、デザイン思考
    社会システムや政治システムは複雑だから、ちょっとやそっとでは変えられない、どうせうまくいかない、という発想を止める。常にゼロベースでデザインしていくことが大切。
  • 価値観はバグではなく、機能(フィーチャー)
    技術は単なるツールであるという考え方を捨てるべきだそうです。今使っている技術は必ず何らかの形で発明者の価値観が盛り込まれている。それはひとつのフィーチャーであって、新しい価値観をインストールすることで全く新しい技術に変わる。

2つ目と4つ目は正直本を読んでもあまり理解できませんでした。「権限移譲」「権限剥奪」とかよくわかる方がいれば教えて頂きたいなと思ってます笑。
システムという広い視野でものを考えるのはとても大切な点だと思います。そのシステムをどれだけの規模で考えるのかというのも重要なポイントです。それは企業レベルなのか、地域レベルなのか、国家レベルなのか、地球レベルなのか。現在は多くの人が国という境界を非常に大切にしている。経産省のイベントに行った時、多くの学生は「日本の役に立ちたい」「日本を強くしたい」と語っていました。しかし、日本とは何なのか、グローバル化が進んだ現在、多くの日本人が世界各地で生活し、様々な国の人が日本を観光し、日本で働いている。どこまでが日本なのか、国という境界は薄れている。また、GAFAMやBATHといった巨大企業が現れた。顧客数は一国の人口を上回り、キャッシュフローも国を超える。国よりも規模の大きな企業が生まれた。今は「僕は日本人です」って国家を名乗る事が普通ですが、将来は「僕はアマゾンユーザーです」って自己紹介することになっているかもしれない。FacebookはLibraという通貨を発行しようと計画し、様々な国から批判されている。デイリーアクティブ利用者数16億2000万人(https://ferret-plus.com/13454)を誇るFacebookが通貨を発行すれば、国の通貨を上回る利用者数になるだろう。これが経済にどれだけのインパクトを与えるかは測り知れない。もはや国というカテゴリーよりも企業というカテゴリーの方が大きくなってきているのかもしれない。そういった中でリーダーはどこまでのシステムを考えて革新を進めていくのかは本当に難しい問題です。国や企業といった境界を越えて、近い内確実に残るカテゴリーとして830は地球しかないと思っています。すべての人類が帰属意識をもって守っていこうと思えるものは地球だと830は信じています。そのかけがえのない地球を救うために、環境問題に取り組んでいきたいと日々精進しています。

まとめ

今回は、「『第四次産業革命』を生き抜く」を通して830の考察を書かして頂きました。それぞれの技術についてはざっくりとした説明しかできませんでしたが、是非将来誕生する技術を勉強し、時代に先んじてものにしていってほしいと思っています。是非ご一読いただけると幸いです。
また、リーダーシップの所では少し話が飛んでシステムについて語らせて頂きました。国といったこれまでの常識的な概念すらも疑いながら生きていかないといけないくらい時代は大きく変化していっているように感じます。どんな当たり前な事に対しても疑問符をつけて、常にゼロベースで自分なりの考え方を持つように心掛けられるといいのではないでしょうか

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
今後も宜しくお願い致します。