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地球温暖化が引き起こす6度目の大量絶命

6度目の大量絶滅の危機

世界中の政府のトップや知事、市長たち(中略)は、環境に優しいスマートインフラの整備によって、ゼロ炭素の第三次産業革命経済(中略)へとシフトすべきであることを話す。(中略)それ以外の道は、終焉に向かいつつある化石燃料依存の第二次産業革命経済に、とらわれつづけることしかないからだ―そのエネルギー効率も生産性も、何十年も前にピークに達し、今や地球を6度目の大量絶滅へと追い込もうとしているにも関わらず。

多くの国で、再生可能エネルギーの導入、化石燃料からの脱却が進められ、サステナブルなインフラ整備が行われています。石炭資源に対するダイベストメントが拡大し、太陽光や風力へのESG投資が加速しています。今、サステナブルなインフラにシフトしていかないと人類・地球を守ることはできないのです。
本書では、現状のまま地球温暖化を進めば、多くの生命は死に追いやられるだろうと述べられています。5大絶滅という言葉をご存知でしょうか。これまで地球では、隕石の衝突や大陸形成に起因する火山活動、氷河期等の気候変動によって5度の大量絶滅が起こったと言われています。オルドビス紀末・デボン紀末・ペルム紀末・三畳紀末・白亜紀末に一度ずつ大量絶滅が起こっています。
今わたしたちは、地球温暖化を前に、6度目の大量絶滅の危機に立たされている。今、手を打たなければ、多くの生命が死へと追いやられる。人類も絶滅に追いやられる生物の一つかもしれない。

今こそ立ち上がって環境問題と向き合っていきましょう。
再生可能エネルギーや蓄電技術、水素貯蔵技術やAIなど、人類が生み出してきた技術を駆使すれば、きっと明るい未来があるはずです。きれいな地球を後世に残していくことができます。
「技術によって生じた問題は、技術によってのみ解決される」という言葉があります。人類は第一次産業革命を経て、化石燃料という画期的な技術を手に入れました。人類が生み出したこの技術に起因する地球温暖化という問題は、人類の技術によってしか解決することができません。あらゆる分野のエキスパートみんなで知恵を絞り、環境問題を解決していきましょう。

まとめ

今回は地球温暖化という環境問題の深刻さを書かせて頂きました。
どれだけ伝えられているか分かりませんが、ぜひ多くの人に環境問題について考えてもらいたいと思います。
環境問題の話をすると、「エネルギーの使い過ぎが問題だ。節電しろ。無駄遣いはやめろ。」という論調の人が現れます。830はそういう考え方は好きではありません。これまでの技術革新によってたどり着いた今の便利な社会を手放して、過去の不便な生活に戻るなんてことはできません。今の便利な社会を維持したまま、どうすれば環境問題を解決することができるのか、人類が進むべきは常に前です後ろを振り返るのではなく、前を向いて、さらに便利な社会を形作れるように試行錯誤していきましょう。


あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。