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「稼げるプレゼン」_4

緊張したら

緊張したり不安になってしまうことは、ビジネスシーンに付きものです。しかし、緊張や不安を見せては、相手を説得できません。(中略)
多くの方は不安になると喉を触ったり唇をなめたりして、自分を落ち着かせようとします。これは心理学的に「なだめ行動」と呼ばれる行為です。しかし、この行為は自分が緊張していることを相手に悟られてしまうことが多いため、自分ではなく物を触るようにアドバイスしています。

大勢の前でプレゼンするとなると緊張することも少なくないでしょう。本書では、机やパソコンなど、何でもいいから者に触れることを推奨しています。モノに触れているだけで落ち着いて、緊張がほぐれるのだそうです。
著者が全国でプレゼン講座を開く中で、この手法で落ち着いてプレゼンができるようになった人をたくさん見てこられたそうです。

他にも、「緊張してきたな」と声に出して自分の状態を客観的に評価するといいそうです。「緊張してはいけない」と思うとどんどん体が固まっていってしまいます。「緊張してはいけない」と思うのではなくて、「緊張しているな」と自分の状態を受け入れることで、それ以上緊張しにくくなるそうです。
830もいつもこの手法を使っています。部活動で公式戦になると、緊張します。そういった時は、「緊張してきたな。こんな緊張できる機会あんまりないから、存分に楽しもう。」って思うようにしていました。すると、緊張は和らいでいきます。
普通に生きていると緊張する機会なんてそんなにありません。だからこそ、緊張できる機会は貴重です。それを思う存分楽しんでほしい。緊張は一つの状態でしかなくて、悪いものでも何でもない。心臓がバクバクして、手が震えている自分を見て、「緊張してるよ。かわいいな、こいつ。」って思えるくらいになれば、緊張に負けることなく自分の実力を出すことができるでしょう。

それでも緊張で頭が真っ白になってしまうことがあるでしょう。そのために、ポストイットにポイントを書き込んでPCに貼っておくといいでしょうと書かれています。ノートや資料を机の上においてもいいですが、それだと視線が下にいってしまうので、PCの一番上に貼っておいて、できる限り視線が落ちないように心がけましょう。
カンニングペーパーはとてもアナログな手段ですが、非常に役立ちます。

緊張は悪いものではありません。緊張してる自分を味わうのはとても楽しいし、面白い。しかし、緊張に負けてしまうと自分の実力を出すことができなくなってしまう。だからこそ、緊張をうまくコントロールすることが大切です。
「私はあがり症だから」という人もいるかと思いますが、そこまでわかっているのであれば克服まであと少しです。緊張に負けないための方法をたくさんあります。一つ一つ試してみながら、緊張との関わり方を考えてみてはどうでしょうか。

まとめ

前半ではPP作成テクニック、後半では緊張への対処法を紹介致しました。
いずれも今後必ず役に立つ内容だと思います。
ぜひ本書を手に取って、落とし込んでみてはいかがでしょうか。
社会人として働く中で、効率よく働いてくためには基本的なスキルを磨いておくことが大切です。タイピングが遅いなんてもってのほかですが、Word・Excel・PowerPointといったどこでも使うソフトのスキルを高めておくことで、大幅に作業時間を削減することができるでしょう。
論理的思考やデザイン思考といった高尚なテクニックを学ぼうとする前に、社会人の最も基本的なスキルを磨き、基礎を固めていくことが何よりも大切なのではないでしょうか。

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稼げるプレゼン [ 越川 慎司 ]
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あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。