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「入社1年目の心得」のすすめ_2

会議に新人を参加させる意図

「新人だから意見を言うなんてこととんでもない」などと考えてはいけない。もし会議に呼ばれたのなら、そこには必ず目的や意図があるはずです。初めての会議であれば「どんな会議なのか雰囲気を知ってほしい」という意図かも知れません。しかし、2回目以降からは、「新人ならではの新しい目線の意見がほしい」と考える上司も多いはずですベテランになくて新人にあるものというのは、”新しい視点”だからです。(中略)リアルに感じたことを発信していくべきなのです。

新入社員として会議に参加すると、よくわからないような専門語用語を使いながら議論が白熱する。意識していないとすぐに会議は終わってしまって、830が発言することなんてできない。しかし、それでは意味がない。発言しないならいないのと同じだ。

会議に出る時、すぐ書記に逃げてしまうというのが反省です。パソコンを叩いて議事録を作っていると、発言しなくても仕事をしている風になる。しかし、雑務をこなすためだけに新入社員がいるわけじゃない。新入社員ならではの価値を生み出さないと。議事録なんて上司でも書ける。だったら、上司に書かせておけばいい。上司にできない価値を生み出さないと。
誰でもできる仕事だから下っ端がすればいいなんていう話じゃない。下っ端にしか出せない価値があるのだとしたら、そちらにエネルギーを割くべきだ。

上司が優れているという先入観を無くさないといけないなと改めて感じる今日この頃です
専門用語を使い、これまでの経験を話しながら議論されると、上司の方が優れているかのように見えてしまう。しかし、これまで何度も言ってきたように、「知識がある」「経験がある」というのは単なる性質にすぎない。知識と経験がある人が、知識と経験がない人に優っているなんてことはない。知識と経験がないということを強みにすることもきっとできる。自分の土俵に持ち込め。上司の土俵で戦うな。
知識と経験がある人の意見が重宝されるように、知識と経験がない人の意見にも価値がある。だから、恐れずに意見を出していけばいい。何も知らないなら、知らないなりの発言をすればいい。それが全く新しい視点を生んで、議論を変えていくかもしれない。
全ての人の意見に価値がある。どれだけ上から目線で、「あーしろ、こーしろ」と命令されたとしても、ひるんではいけない。自分の考え方があるなら、発信しろ。どっちが正しいかなんてわからない。上司の固定観念がいつも正解なわけじゃない。
勇気を持って発言しろ。

まとめ

前半では目的意識の話をしました。三人のレンガ職人の有名はお話ですが、とても考えさせられるお話です。自分の仕事はどこに繋がっていくのか。自分の仕事は誰を幸せにするのか。常にそこを考えながら、やりがいをもって働いていきたいものですね。

後半は、意見することの大切さについて考えました。上司から意見を言われると、あたかもそれが正しいように感じてしまう。しかし、上司の意見だから、下っ端の意見だからというだけで、優劣が決まることなんてない勢いで押されるな。冷静に考えろ。論理的に考えろ。
意見ををぶつけてこそよりよい意見にたどり着く。テーゼ・アンチテーゼ・ジンテーゼ。アウフヘーベンは二つの対立意見があってこそ生じる。上司の一強になっていては現状維持だ。新入社員の突飛な意見が議論を活性化する。
全ての意見は同様に価値がある。だから勇気を持って意見しろ。意見しないなら存在しないのと一緒だ。

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あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。