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「アメーバ経営」のすすめ_2

前回はアメーバ経営の基本的な仕組み、そしてメリットについてお話させて頂きました。
今回は、アメーバ経営のベースとなる考え方、そして、稲盛さんの経営に対する考え方についてお話させて頂きます。
会社を経営していくうえで、感情的な部分と仕組み的な部分、双方が大切になるのでしょう。どちらか一方が優れていたとしても、うまく会社を経営していくことはできない。
経営に限らず、リーダーとしてチームを組織する上でも生きてくる内容だと思います。
ぜひ参考にしてみてください。


目次
  • 信頼という絆
  • 技術よりも経営
  • まとめ

信頼という絆

アメーバ経営においても、人の心がベースとなっている。人体に何十兆という細胞があり、一つの意志のもと、すべてが調和しているように、会社にある何千というアメーバ(小集団組織)がすべて心を合わせてこそ、会社は一丸となれるのである。
ときには競争することがあっても、アメーバはお互いに尊重し、助け合わなければ、会社全体としての力を発揮することはできない。そのためには、会社のトップからアメーバの構成員に至るまで、信頼という絆で結ばれていることが前提となる

全従業員の士気を高めるためにアメーバ経営という仕組みが活用されています。
会社を小さなアメーバに分割し、各アメーバに損益計算書を提出させて、業績向上を図る。この仕組みというのは、ともすれば全従業員に分かりやすいKPIを提示して、必死に働かせる仕組みと捉えることもできます。馬の目の前に人参をぶら下げて走らせるような。
また、京セラでは、各アメーバの成績の伸びが、ボーナスのような形で給与に反映されることはありません。社内で、表彰され、栄誉を得ることはできるものの、金銭的な報酬はないのです。ともすれば、やりがい搾取と言われかねない仕組みではないでしょうか。

ではなぜ、そんな仕組みで京セラという会社があれほどまでに大きな企業となることができたのか。
その根底にあるのは、社内の絆です。労使間の絆が経営の根本となっているそうです。
稲盛さんは、「大家族主義」を会社経営のベースとされているそうです。
「会社がひとつの大家族であるかのような運命共同体となり、経営者と従業員が家族のごとくお互いに理解し、励まし合い、助け合うならば、労使一体となり会社経営ができるはずである。」

仕組みは一つの手段にすぎないと830は思います。
企業がうまく回っていくためには、社員同士の信頼が不可欠であると。そして、労使間の信頼が不可欠であると。
従業員に信頼してもらうために、経営者はたくさん自分の考えを発信し、理解してもらわないといけない。最近では、情報発信する手段がたくさん増えました。いろんな手段を駆使して、経営者の考えを従業員に知ってもらい、信頼してもらえるように努力する。これも経営者の大きな仕事だと思います。信頼されてこそ、自分の経営判断に従業員がついてきてくれるのではないでしょうか。
従業員が経営者を信頼できない根本の原因は、従業員に経営者意識がないことではないかなと830は考えています。経営者としての経験がないために、、経営者がどのような思考をするのか全く理解できない。時給ベースで働いていては理解できないことがたくさんあるでしょう。この問題を解決するために、アメーバ経営を通して、従業員に経営者意識を根付かせるというのは非常にいい仕組みだと感じました。