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「世界のエリートはなぜ『美意識』を鍛えるのか?」のすすめ_1

スティーブジョブスの一生

先ほどお話しに出てきたスティーブジョブスは、圧倒的に<美意識>優れた人でした
その<美意識>をもってApple商品をヒットさせていきました。しかし、会社が大きくなると、<美意識>が高すぎるジョブスは、<論理>的な経営層から解雇を言い渡されます。スティーブジョブスが創業者であるにも関わらず。スティーブジョブスがいなくなったApple社はみるみる業績が停滞していきます。一方で、スティーブジョブスはPixarというアニメーションスタジオを立ち上げて、トイ・ストーリーなどの大ヒット作を生み出し続けた。そんな中で、業績低迷が続いたAppleから最終的には呼び戻される形で再びAppleのCEOとなるのです。<美意識>に富んだスティーブジョブスという指揮官の元、Appleは復活を遂げ、現在に至るわけです。

スティーブジョブスは56歳という若さでこの世を去りました。すい臓癌になったジョブスは、医師から肝臓の一部移植を勧められます。肝臓の一部移植というのは、ドナーも命を落とすことのないリスクの低い手術です。しかし、ジョブスは「そんな形で身体を侵害されたくない」という<美意識>のもと、その手術を断り続けました。しかし、56歳という短すぎる自分の死を目の前にして、ジョブスは手術を拒んだことを悔やんだといいます。手術していればもっと長く生きれたことでしょう。
<美意識>を愛し、<美意識>に死んだ人物だったと思います。

スティーブジョブスの生涯を見ると<論理>と<美意識>いずれもが重要であるということがお分かり頂けるのではないでしょうか。論理に偏った社会を、自分の在り方を見直してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、「世界のエリートはなぜ『美意識』を鍛えるのか?」という一冊から、まず<美意識>の大切さをお話させて頂きました。
今回は商品開発を例に挙げさせて頂きましたが、商品開発に限らず、いろいろなところに応用できる考え方かなと思います。
「自分はそんなtoCのビジネスじゃないから」とか、「俺の事業はもっとロングスパンだから」とか、そんな言い訳は簡単に思いつきます。言い訳してないで、一度立ち止まって自分について、自分の仕事について考えてみてください。
<論理>で凝り固まったプレゼンをしていませんか。ガチガチの<論理>で人の提案を却下したりしていませんか。<論理>なんか無視して、楽しそうなことを、面白そうな事をやってみればいい。きっと何かのひらめきが生まれると、830は信じています。

あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご了承の上、ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。