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「世界のエリートはなぜ『美意識』を鍛えるのか?」のすすめ_1

今回は、会社の先輩からおススメされた一冊について紹介させて頂きます。
非常に面白い本で、考えさせられる部分がたくさんありました。
コンサル志向が高まり、論理的思考などがもてはやされる中、<美意識>の重要性を説いています。時代の一つ先をいっている一冊ではないでしょうか。
ぜひ<美意識>について考えてみてください。


目次
  • 経営には、論理と直感が必要だ
  • 論理偏重はコンプラ違反の温床
  • まとめ

経営には、論理と直感が必要だ

経営の意思決定においては「論理」も「直観」も、高い次元で活用すべきモードであり、両者のうち一方が、片方に対して劣後するという考え方は危険だという認識の上で、現在の企業運営は、その軸足が「論理」に偏りすぎているというのが筆者の問題提起だと考えてもらえればと思います。

近年はコンサルブームで、830の同期もコンサルに就職していきました。ロジカルシンキングとか、論破とか、かっこいいなと思う人が多いのではないでしょうか。しかし、本書では、<論理>一辺倒になってしまっている現状を危惧しています経営には、<論理>だけではなくて<直観>も大切だと。ここでいう<直観>というのが、本書の題名にもなっている<美意識>です。

論理に偏ってしまうとなぜいけないのか。本書では2つの理由が述べられています。

1つは時間がかかってしまうこと。
絶対的に正しい答えがある時、議論はおきません。ディスカッションが巻き起こる時というのは、いずれの選択肢にもメリット・デメリットがあって、均衡している時です。
以前の記事にも書きましたが、例えば商品A・Bがあった時、すぐにAを売り出せば51万円、Bを売り出せば49万円の売り上げが出るとします。<論理>一辺倒な企業の多くは、論理を振りかざしてこの2万円を徹底的に議論するわけです。
しかし、変化の激しい現代において、議論が長引いている間に誰かが先に類似商品を販売し始めてしまったら、選択肢自体の価値が下がってしまう。遅ればせてAを売り出しても売り上げは31万円、Bを売り出しても29万円ってことになり得る。そうなった時、商品A・Bの比較なんて必要なかったんじゃないかという話になる。どっちでもいいから売り出した方が利益を出せたんじゃないのかと。
現代において、大切なのはスピードだ。明らかに駄目な選択肢だけ論理で省ければそれでいい。論理的思考なんてそれくらいの価値しかない。ディスカッションが巻き起こっている時点で、いずれの選択肢にも妥当性があることは明らかなんです。そういう時は、思い切ってどちらかに決めることの方が大切で、その役目を果たしてくれるのが<美意識>なのではないでしょうか。「なんとなくこっちがいい」、その次元の判断能力が大切になのではないでしょうか。
最良の選択肢を選ぶことよりも、早く選択肢を決めること、その選択が正解になるようにみんなが積極的に協力することの方がずっと大切なのではないでしょうか。

2つ目は差別化が欠如されてしまうこと。
論理的に正しい答えに固執していると、どこの会社も同じようなところに行きついてしまう。しかし、それでは差別化を図ることはできないんです。どこの会社も同じようなものを売り出していたら、結局価格競争に巻き込まれる。薄利多売の商売になってしまって終わりです。
自社の商品の付加価値は何なのか、他社と差別化を図る時、必要になるのが<美意識>です。iPhoneよりも安くて、機能が優れたスマートフォンはたくさんあります。しかし、iPhoneは売れるんです。大学の頃から芸術や文字について研究していたスティーブジョブスは、徹底的にデザイン性にこだわった。持っているだけでお洒落なデザイン、使いやすいUI、読みやすい文字表示。そこに共感した顧客たちは、高いお金を払ってでも、少し機能が劣っていてでもiPhoneを買うわけです。そしてブランド性を高めていった。そうやってAppleは価格競争から抜け出しました。
論理的に考えて、コストを抑えようとか、便利な商品を考えようとかって、もはや価値がないと思うんですよね。何を売りにするのか、どうやって差別化を図るのか、それが大切なのではないでしょうか
ちょっと高いくらいがちょうどいい、ちょっと使いづらいくらいがちょうどいい、のかもしれませんよ。

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