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「レバレッジリーディング」のすすめ_2

本書の作者である本田直之さんは、年間400冊も本を読まれているそうです。
異常な分量ですね笑。1冊1時間という縛りをかけて読書したりするようです。
これだけ本を読まれてきた方が書かれる<多読>の教科書。
是非参考にしてみてください。


目次

  • レバレッジメモの反復と行動
  • 本の選び方
  • まとめ

レバレッジメモの反復と行動

こうした行為(レバレッジメモの反復)の積み重ねを、私は「パーソナルキャピタル(自分資産)」を増やす行為と思っています。メモという行為の「含み益」を顕在化するのです。

1年間で400冊もの本を読む本田さんは、同じ本を読み直すことは滅多にないそうです。その代わり、読書をした中で大切だと感じた部分をメモに書きだしているそうです。それがレバレッジメモです
常にそのメモを持ち歩き、移動時間や休み時間に読み直す何度も何度も反芻することで自分の中に落とし込み、条件反射的に本から学んだ知識を行動に移せるようにしていくそうです。

パレートの法則というものがあります。20:80の法則ともいわれる法則です。本一冊の中で大切になるのは20%程度で、残りの80%は蛇足であるという考え方。いい本だと読み返しても、80%は蛇足を読むことになってしまう。なので、20%の部分を抜き出してメモに取っておいて、大切な部分だけを読み返すようにしているそうです。

そして、このレバレッジメモを通して知識を自分に落とし込んだら、それを実行に移すことが何よりも大切だと本書では語られています。たくさんの書籍で言われることですが、結局は「行動」が一番大切です。本を読んで満足していては何も変わらない。それを「行動」に移して初めて価値が出る。
どれだけ読書に「投資」をしても、「行動」という換金作業を行わなければ、いつまでたっても「含み益」のままです。読書という利回り10000%の銘柄にたくさん「投資」し、たくさん行動することによって確実に「確定利益」を積み上げていきましょう。

本の選び方

本書では本の選び方をいくつか紹介してくれています。参考になるので少し引用させて頂きます。

  • 優しい本読む

難しそうな本ばかりを勧めてくる人がたくさんいますが、こういう人は本当に苦手です。難しい本を提示することで見栄を張っているのでしょう。こういう人のせいで本が嫌いな人が増えてしまう。学校でも、固い文学を読ませるんだったら、もっと読みやすい実用書をたくさん読ませればいいと思うんです
読みやすい本は世の中にはたくさん出ています。本当にいい本は読者に伝わりやすいように書かれている。本を読んでも理解できない時、自分の頭が悪いんじゃなくて、本の書き方がへたくそな時は往々にしてあります読みにくい本は読まなくていい。
読みたい本、読みやすい本をまずは手に取って、読書のハードルを下げていきましょう。

  • トレンドで読む

ミリオンセラーとか、ベストセラーとか書かれている人気の本はやっぱりいい本であることが多い。時代の流れに逆らわず、人気の本を手に取ってみてはいかがでしょうか。

  • 同じジャンルの本を徹底して読む

自分が勉強したいと思うジャンルの本を10冊くらい手当たり次第に読んでみるのも大切です。1冊だけでは、筆者の主観が混じってしまっているかもしれません。10冊読んで共通する部分を抜き出せば、そのジャンルの核心をついた部分になっているのではないでしょうか。

本書ではこのほかにもたくさんの本の選び方を紹介してくれていますので、是非手に取ってみてください。

まとめ

830はこのブログを通して、本の大切な部分を残しています。
定期的に昔の記事を読み直して、学んできた知識を再確認していかないといけないなと勉強になりました。そして、その知識を行動に移すことで自分に落とし込んでいく。行動することでしっかりと知識が自分のものになっていくんだと感じました。
当然のことですが、「行動」を大切にしながら、「読書」も今まで通り継続していきたいなと思います。

読書に苦手意識がある人は、是非この本を通して読書の考え方を変えてみてください。
そして、なんとなく「投資に興味がある」、「株の勉強してみようかな」と言っている人は、一度この本を手に取ってみてください。証券取引所においてないような素晴らしい銘柄がここにあります。是非、読書を始めてみてください。

あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご了承の上、ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。