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「知識人と何か」_2

今回は「知識人とは何か」の2回目として記事を書かせて頂きます。
本当にこの本は難しすぎたので、今回で最終回にしようと思います。記事を書くのも難しいので笑。
それではいきましょう。


目次

  • 価値の再発見
  • 知識人の語り
  • まとめ

価値の再発見

独力で立ち向かうのはむつかしいことであるし、自分の信念をつらぬきとおしながら、同時に、成長し、精神を変革し、新しいものを発見し、かつて見向きもされなかったものの中に価値を再発見できるような柔軟性を失わずにいるのは、さらにむつかしいことだろう。

「知識人とは何か」

「かつて見向きもされなかったものの中に価値を再発見できるような柔軟性」というのは、知識人だけではなく、ビジネスパーソンにも必要な能力であると思います。
ヘンリー・フォードは「顧客に何が欲しいと聞けばもっと速い馬が欲しいと答えただろう。だから、車を作ったんだ。」という言葉を残していますが、社会に役立つ価値を生み出すためには、まだ誰も気づいていないような価値に気付かないといけない。みんなが当然と考えているような改善点を見出さないといけない。

ビジネスパーソンはサービスや製品としてそれを社会に発信しますが、知識人は知識や考え方としてそれを社会に発信する。とても尊い仕事であると思います。考え方が変われば、人の行動が変わって、社会が変わっていく。
大きな会社を作って大富豪となったビジネスパーソンを称えるように、新しい発見や新しいものの考え方を提示してくれる知識人も称えられてほしいと830は思います。日本では研究者や芸術家に対する敬意が薄い。早く変わっていってほしいなと願っています。

知識人の語り

聴衆に迎合するだけの知識人というものは、そもそも存在してはならない。知識人の語ることは、総じて、聴衆を困惑させたり、聴衆の気持ちを逆なでしたり、さらには不快であったりすべきなのだ。

「知識人とは何か」

この本の中で一貫して、知識人は常識とは違う観点や発言が求められると述べられています。それを発信することで、社会から否定される事も覚悟していかないといけないと。

830は新しい発想が必ずしも社会から否定されるものではないと思います。否定されるのであれば、伝え方が間違っていて、知識人は大衆に嫌われるものだという考え方は知識人の言い訳に過ぎないと感じます。
この本を読んでいても思いましたが、いくら考えが深くても他者に伝わらないと意味がない。分かりやすく説明することができければ、理解していると言えない。この翻訳を担当しているのは、東京大学名誉教授ですが、正直原本を理解できていないと思わざるを得ませんでした。それか、「人に何かを伝える」という本の大前提を忘れて、英語を翻訳するという単純作業を、読者を想像することもなく行っていたのかもしれません。

翻訳書を見ると訳者の質が分かります。日本語と英語は語順が違う。いい訳者は内容を理解した上で日本語の語順に直してくれていますが、駄目な役者は英語の語順のまま淡々と訳している。いくらいい本だったとしてもその内容が読者に伝わらなければ意味がない。内容が重要なのであって、日本人に伝えるためには少しの修正が必要なものである。
これがこの本を難しくしている原因の一つだと830は感じました。

話が逸れましたが、相手のことを意識して情報発信をしていかないといけないということは、このブログの中でも実感させられています。自分にも言い聞かせながら、改善していきたいと思います。


まとめ

「Representations of the Intellectual」の原本は読んでいないので、どうだったのかは分かりませんが、「知識人とは何か」という翻訳は非常に理解しづらい一冊でしたので、お勧めはしていません。

厳しく批判してしまいましたが、当然ながら830の歴史に関する知識不足による部分も多分にあると自覚しております。敬遠してきた歴史という教養についても勉強しようと思えるきっかけを頂けたことに関しては感謝しております。
興味がありましたら是非ご一読ください。

あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご了承の上、ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。

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