2021年3月、クラウドファンディング「数学マップ」、114人の方々から334,500円をご支援頂き、人生マッププロジェクトスタート!

830の社会人生活_43_時間的余裕

1時間残業して、3000円がもらえたとしよう。
その1時間で生活を見直せたら、どれだけお得だろうか。
その1時間で携帯ショップに行き、携帯の契約プランを見直したら。毎月7000円払っていた携帯代が、5000円になったら、たった1年でも24000円の手取りである。
その1時間で電気料金を見直して、毎月10000円かかっていた電気代が、8000円になったら、たった1年でも24000円の手取りである。
もしこの1時間で自分の将来について建設的に考えられたら、自分の新たな事業について考えたら、リターンはもっともっと大きなものとなることだろう。
あなたは3000円という残業代と、1時間という時間、どちらを求めるだろうか。

こんな簡単なことすら考える時間を与えない。それが多くの企業である。従業員の生活費を高くして、お金に困らせる。「その高い生活費を賄うためにはもっと働かないといけないでしょ」と洗脳する。
会社に入ると、保険に入れられ、車や家を買わされ、高価なスーツや時計を買わされ、高いレストランを紹介される。そうやって若い人たちはどんどん生活費を上げられるのである。生活費を上げ、お金に困らせ、たくさん残業をさせて、自分の生活を振り返る余裕を奪い、会社を辞められないように縛っていくのである。

そうやって洗脳された従業員たちは、お金のために働くようになる。
「時間が大事?馬鹿言うな!お金がなかったら生活できないだろ!!」
なんとも考えさせられる主張である。

よくよく冷静に考えてみれば、世の中そんなにお金はいらないのかもしれません。