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830の社会人生活_41_ITリテラシーが足りない

プログラムを見たことがない人は、「本当にそのプログラムは正しいのか」と危惧します。しかし、従来の手作業でやると納得する。本当はプログラムでやろうと、手作業でやろうと、正しく計算できているのかレビューするのが本来あるべき姿です。
10ケースの計算をしたのであれば、手作業の場合、ヒューマンエラーも当然考えられるため、10ケースの計算をレビューする必要があります。しかし、10ケースすべてをレビューしていられないから、1ケースだけレビューし、「同じようにやっているから大丈夫だ」と残りの9ケースについては盲目的に信頼して検討を進めるのです。
プログラムであれば、そのプログラムをしっかりレビューしておけば、10ケースとも同様に計算が行われます。1ケース分のレビューがそのまま10ケース分のレビューになる。
果たしてどちらの方が信頼性が高いと言えるでしょうか。

ITリテラシーの低い人は、ただただ従来のやり方と違うという理由だけで拒否反応を示すのです。プログラムによるメリット・デメリットも分からない中で、ただただ批判するのです。
大学を出て、会社に入り、プログラミング経験の浅い人と会話をする中で、ITリテラシーの課題を実感しています。なぜわざわざ手間もかかって、信頼性の低い従来のやり方を推奨し続けるのか。
最低限のITリテラシーを持っていないと、テクノロジーを利用していくことはできない。そうやって競争力を失っていくのだろうと考えさせられる今日この頃です。

プログラミングの知識は、読み・書き・算数に続く、必要最低限のスキルとなっていきます。ぜひ勉強していきましょう。