2021年3月、クラウドファンディング「数学マップ」、114人の方々から334,500円をご支援頂き、人生マッププロジェクトスタート!

哲学者であれ。そして、イノベーターであれ。


目次
  • 哲学者であれ。そして、イノベーターであれ。
  • まとめ

哲学者であれ。そして、イノベーターであれ。

鎖でつながれた人々のことが書かれている。かれらはかれらの前にある岸壁の方を向いており、彼らの背後からは明かりが差し込んでいる。だが、かれらにはこの明かりを見ることができない。そこで、かれらはただ前の壁に映るもろもろの影だけを相手とし、それらのあいだの関係を解明しようとして骨折っている。こうした状態は、かれらのひとりが自分の鎖を断ち切ることに成功するまで続く。かれは鎖を断ち切り、振り返ってそこに明かり—太陽—をみる。まばゆさに目がくらんでかれはそこらを手さぐりし、そしてかれがなにをみたかをどもりつつ物語る。ほかの連中は、かれが間違っているのだという。しかし、かれのほうはしだいにこの明かりを見詰めることをおぼえ、かくてここにかれの使命が生まれる。洞窟のなかへ戻ってほかの連中の目を明かりのほうへ向けてやること、それがかれの使命である。かれとは哲学者のことであり、太陽とは学問の真理のことである。この比喩は、学問のみが幻影ならぬ真の実在をとらえるものであることを教えている。

非常に興味深い比喩です。
こういった物語を読むととても勇気をもらうことができます。
あなたには他の人には見えない未来が見えているのかもしれない。こんな世界であるべきだという姿が見えているかもしれない。
しかし、「常識」という鎖で、「今」という壁に繋がれた人たちは、簡単にそんな未来に共感してくれることはない。「何を馬鹿なことを言っているんだ」と言われることもあるだろう。
それは哲学者の宿命であり、イノベーターの宿命である。

だからといって、やっとの思いで鎖を外すことができたというのに、鎖から逃れられない人たちの意見を鵜呑みにして、壁に向かって立ち続けるのだろうか。やっとの思いで外れた鎖を自分の手でつなぎ直すのだろうか。
答えはきっと否だろう。

もしどう頑張っても鎖に繋がれた人たちが、鎖から逃れようとしてくれないのであれば、あなた一人でも洞窟を出るべきだ。狭い洞窟の中にいる必要なんてない。
洞窟を出れば広い世界が待っている。洞窟の中では出会えなかった楽しみや喜びが待っていることだろう。
哲学者であれ。そして、イノベーターであれ。

まとめ

洞窟から出るという決断は非常に難しいものだろう。
830もその狭間で悩まされる毎日だ。

洞窟の中にいれば安心だ。
しかし、洞窟の外の世界はもっと楽しいかもしれない。
それでも洞窟の外には危険だってあるかもしれない。
勇気を出して外に出て、ボロボロになって帰ってくることになるかもしれない。

しかしそれでも830は洞窟の外に行ってみたい
その第一歩がクラウドファンディング。
ぜひたくさんのご支援を宜しくお願い致します。


あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。

また、2月よりクラウドファンディングを企画しております。
興味を持って頂けましたら、是非ご支援・ご協力・拡散のほど、よろしくお願い致します。