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無償の信頼

「愛」とは一体何だろうか。
永遠の課題であり、人によっても考え方はそれぞれだろう。
岸田さんの考え方を見てみよう。
今一度、「愛」と向き合ってみてはどうだろうか。


目次
  • まとめ

のび太が困ったときにドラえもんを頼るのは、ひみつ道具が欲しいだけではない。のび太を信じてくれるからだ。
タイムマシンも、もしもボックスも。どんなひみつ道具も、のび太の失敗っぷりにはかなわない。それでもドラえもんは、懲りずにのび太を助けるのだ。
のび太の行動にあきれることはあっても、決して見放したりはしない。だからのび太は泣きべそをかいて、自分をさらけ出し、ドラえもんを頼る。
わたしはそれを「愛」と呼んでいる。(中略)
愛とは、期待もせず見返りも求めず、ただ信じることだと、わたしは思う。

「愛」とはなんだろうか。
非常に難しいテーマである。
筆者は「見返りを求めず、ただ信じること」だと述べられている。
しかしながら、「ただ信じること」ほど難しいことはない。

情報の溢れる現代において、日々を過ごしているだけで人を信じられなくなってしまう。誤った情報が横行し、信頼していた人すらも勘違いして誤情報を伝えてくる。ニュースを見れば詐欺や犯罪の報道が続く。
そうして現代人は人を信頼する力を失った人を疑うことが当たり前かのようになっている。
誰も信じられなくなった現代人は孤独になった。孤独になったから仲間を集めて群れるようになった。しかし、どれだけ仲間を集めたところで、信頼し合うことのない稀薄な関係の中で孤独が満たされることはない。むしろ孤独を突きつけられるのだ。

830たちが大切にしないといけないのは「信頼」だ。人を信じることができるようになって初めて孤独から卒業できる。1人からでも、心の底から人を信頼していこう。これまでの人生で出会ってきた人の中から1人を信頼すると決める。無償の信頼。それは親かもしれないし、兄弟かもしれない。友達、先輩、先生、上司かもしれない。後輩、部下、子どもかもしれない。この人となら心中できるという人を作ってみてはどうだろうか。そうやって、信頼する力を取り戻そう

それこそが本来の人間のあり方だ。
「信頼」こそが本当の意味での「愛」なのではないだろうか。

まとめ

「愛」とは「信頼」である。
これこそが岸田さんの答えである。
見返りを求めない「無償の信頼」こそが「愛」である。

あなたにとっての「愛」とはどんなものだろうか。


あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。