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コロナショックの次に来る経済危機は、「カーボンバブルの崩壊」である

まとめ

今回はカーボンバブルというものを紹介しました。
再生可能エネルギーなどによるエネルギーインフラの代替が起これば、化石燃料の価値は暴落します。
社会構造は大きく変わっていくでしょう。
化石燃料は必要不可欠なものではありません。長い歴史の中で、たまたまこの200年間、それに頼ってきたにすぎないのです。新しいエネルギーが発見される可能性は当然あるでしょう。そして、そのエネルギーが化石燃料よりも優れているのであれば、そちらにシフトするのも自然です。
このエネルギーインフラの大変革が今起ころうとしているのです。化石燃料の時代から、サステナブルな時代へと、人類は進んでいくのです。時代を先読みして準備を整えてください。エネルギーインフラの大変革に伴って、カーボンバブルがはじけようとしているのです。

P.S.

何兆ドルという化石燃料が座礁資産となり、カーボンバブルが崩壊するこの臨界点が世界規模で起こるのはいつなのか?世界の将来のエネルギー供給を予測するうえでカギとなるのは、世界のエネルギー需要の伸び率と、太陽光と風力による電力供給の伸び率という2つの変数である。
(中略)
エネルギー需要の伸び率は1.1~1.5%、太陽光と風力による供給の伸び率は15~20%の範囲だと予測され、それらを総合すると「化石燃料需要のピークは2020年から2027年の間に来ると考えられる」としている。

カーボンバブルが100兆ドル規模の莫大な影響力を持つということは分かった。
じゃあ次に知りたくなるのは、そのバブル崩壊はいつ訪れるのかということです。
世界のエネルギー需要の伸び率、再生可能エネルギー供給の伸び率から計算するに、化石燃料需要のピークは2020年代に訪れるだろうと予測されています。
残り10年以内化石燃料のピークが来ます。そこから物凄いスピードで再生可能エネルギーが化石燃料を駆逐していくことでしょう。

2050年までにCO2排出量をネットで0にしようという国は17にも及びます。
スリナムとブータンはすでにネット0を達成しています。他にも、ノルウェーとウルグアイが2030年を、フィンランドが2035年を、アイスランドが2040年を、スウェーデン、フランス、ニュージーランドなどが2050年を目標にCO2排出量ネット0を目指しています。
そんな中で、これまで通り化石燃料が利用されていくことはありません。必ず化石燃料の需要は先細り、価格は下がっていくでしょう。2050年、あと30年もしない内にカーボンバブルははじけてしまうでしょう。猶予は30年。もしあなたが30年後も生きているのであれば、環境問題と真剣に向き合った方がいい。

環境問題は未来の話ではない。
今現在、実際に目の前で起こっている深刻な問題なのだ。


あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。