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「ザッポスの奇跡」のすすめ_5

渡り鳥

渡り鳥のV字編隊に「リーダー」存在しないことを、皆さんはご存知でしょうか。それでいて、なぜきれいに編隊を組んで飛べるのかというと、隣りを飛んでいる鳥と均等間隔を保って飛ぶという「本能」が備わっているからだそうです。

ここでいう「リーダー」とは、先の「マネージャー」のことです。渡り鳥のV字編隊には統率を取る鳥がいるわけではない。しかし、全ての鳥が、V字編隊を組むことがチーム全体にとって最も効率的だということを知っている。本能的にそのことを知っているから、それぞれの鳥が隣の鳥から均等間隔を保って飛ぶように努力するのである。

残念なことに日本人には、この感覚が強く根付いているとは言い難い。チームで協力すれば一人ではできないよな最高のパフォーマンスを発揮することができると心から信じられている人は少ない。本気でチーム活動を行って、成功を収めた経験が圧倒的に少ないのだ。
日本人には義務教育で学ぶ勉強はいつも個人戦だ。自分がどれだけ勉強に励んだかだけが重要であって、周りなんて関係ない。それが勉強だ。
さらに残念なことに、日本では勉強ができる人が評価される。するとどうなるか。勉強ができて偉くなる人の多くは、勉強ができる人ほど「チームでやるよりも自分でやった方が早い」と考える。そんな人がまとめるチームに、チームワークが生まれるわけもなく、1+1=0になるようなチーム運営がなされる。
そうこうしている内に、日本の国際優位性は衰え、世界各国に後れを取り始めているのだ。

今こそ日本が大切にしないといけないのは、リーダーシップです。すべての人がリーダーシップを身に付けることで、最高のチームワークが生まれる。チームワークを身に付けた日本はきっと立ち直ることができるはずです。
勉強なんかよりも、リーダーシップを大切に学んでいきましょう。これからの時代に求められるのは、学歴ではありません。どれだけ自分の考えをもって行動してきたか、勇気をもってチャレンジを続けてきたか。リーダーシップこそがこれからの必須科目となるでしょう。

まとめ

ザッポスは最高のサービスを提供する会社という個性を出して運営されてきました。採用段階でも、自社の個性をしっかりとアピールすることを重視していました。
830たち個人も一人一人が個性を出し、自分らしく生きていくことが何よりも大切です。そのためには、自分を最後の最後まで信じる勇気が不可欠です。自分なりの考えをもち、勇気をもって自分なりの意見を発して、行動していく。それこそがリーダーシップなのです。
これからの時代を生き抜いていくためにはリーダーシップが不可欠です。ことなかれ主義を卒業し、周りの意見に流されることなく、自分の生きたいように生き、自分の正義を貫いていきましょう。


あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本を購入の上、ご一読ください。
今後も宜しくお願い致します。