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「『人の上に立つ』ために本当に大切なこと」のすすめ_4

自分を分かち合う

自分を分かち合うリーダーを人びとは愛する。人の上に立つのなら、自分を分け与えることだ。自分の知恵、資源、特別な機会を分かち合うことだ。

自分の知っている知識を、自分の持っているスキルを、他者に与えるというのはとても大切な奉仕活動だ。
しかし、これはとても難しい。多くの人が実行できていない。だからこそ、これができるというだけでも、リーダーとしての素質は十分だ。

部下に知識やスキルを教えてしまうと、追いつかれてしまうかもしれない、抜かれてしまうかもしれないと脅えて、他者に分け与えることができないという人は論外だ。
ここで830が言いたいのはそういう人ではない。「自分なんてそんな教えられるようなことないよ」と考えてしまっている人のことを言っている。

誰だって人生の中でたくさんの経験をしてきている。そして今、自分の周りにはたくさんの人がいるはずだ。そのすべての人が、自分がしてきた経験をしているはずがない。だから、相手が知らないことを自分が知っていて当然だ。なのに、「自分なんて」という人は、その違いに気づくことができない。自分だけが知っていて、相手が知らない情報があるということに気付けない。そこが問題なのだ。
自分と他者との違いに目を向けることができないのだ。その原因は、自分に興味がないからかもしれないし、相手に興味がないからかもしれない。しかし、リーダーになるためには、自分のことをしっかり知っておくことも大切だし、相手に興味を持つことも大切だ。だから、自分を分け与えられない人はリーダーになれないのだ。

自分がどういう経験をしてきたのか。そして、どういう知識があって、どういう能力があるのかを振り返ってみてはどうだろうか。まずは自分を知ることが何より大切だ。
そして、次は誰かを分析してみよう。周りの人は何を知っていて、何を知らないのか。自分が知っていることの中で相手が知らないものは何のかを考えてみよう。すると、他者に興味が湧いてくる。
その差がどんな些細なことでもいい。アニメや漫画、趣味や本についてでも、何でもいいから他者に自分の知っていることを教えてあげよう。それが自分を分け与えるということだ。

そうやって練習していけば、自然と自分と他者の違いに気付けるようになる。すると、自分はどういう人間なのか、何が得意で、何がしたいのか、自分についての理解がどんどん深まっていく。
それがリーダーへの始まりなのではないだろうか。

まとめ

真のリーダーになるためには、人について知っていることが大切です。そして、自分に対しても、他者に対しても強い興味を持てることが求められる。自分について知り、他者を分析して、どうすれば自分が役立つことができるのかを考える。これは人としての基本であるとともに、ビジネスの基本でもある。優秀なリーダーは、人間関係にも恵まれ、ビジネスにも成功するのだ。
優秀なリーダーになるために、まずは自己分析から始めてみてはいかがでしょうか。

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あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。